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散歩コースの畑地帯の中間地点にエノキの大木があり、
いつしかその一帯をエノキが丘と呼ぶようになりました。
そこから最寄り駅にできた超高層ビルのココロットを眺望する
風景は散歩コース随一の風景です。
いまケヤキやコナラなどの葉が落ちて、裸木の細い枝と超高層ビル
との組み合わせが気に入っています。
以前、畑仕事中の老人にエノキがなぜ残っているのかと聞いたら、
オオムラサキ(国蝶の名前)の食樹だからといわれて納得しました。
老人は80歳代半ばとみました。
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エノキのそばにブルーベリー畑があり、老人に何本植えている
のかと聞いたら、「一反、100本」と明快に教えてくれました。
自慢のブルーベリー畑のようです。
(写真は1か月前のものです)
先日、帷子川沿いでバイクに乗ったままフェンスに倒れ掛かった
老人から、手を貸してくれと助けを求められました。
バイクを起こしたら、老人は立ち上がってエンジンをかけましたが、
どうしてもかかりませんでした。
買った店に見てもらうことを勧めたら、老人はしぶしぶ近くの
販売店に向かって歩き出しました。
バイクの籠には近くのスーパーで買った日本酒の大きなパックが
2本入っていました。
後日、あの老人はエノキが丘で会った老人に違いないと思うように
なりました。