ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

森の中で鳴いていたヒグラシ

2010年08月09日 | 日記
市民の森の中を歩いたら、ヒグラシがあちこちで鳴いていて
まさに蝉しぐれでした。
目の前の木にいたヒグラシは”カナカナカナカナ”と鳴いて一呼吸し、
少しずつ横に動いていました。
カメラを近づけすぎて逃げられ、ストレスを与えてまずかったと
反省しました。

それからふだんあまり歩かない隣の市民の森を歩きました。
鬱蒼としたスギやヒノキの森の中で何人かの人に会いましたが、
蝉しぐれを聞きにきたのではと思いました。
今度はカメラを近づけないでヒグラシを撮ろうとしました。
直径40センチもあるスギにとまって鳴いている小さなヒグラシを
撮ることができました。

蝉しぐれといえば、藤沢周平の名作「蝉しぐれ」を思い出しました。
本を読み、テレビも映画も見てその都度感動しました。
蝉しぐれの声は下記のYou Cubeで聞くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=FmbSUCgIepI

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フェンス越しの芙蓉の花をふたたび

2010年08月08日 | 日記
昨日は立秋と病床に臥していた友からもらった残暑見舞いの
メールからわかりました。
いままで日差しの強いところに置いていた植物の鉢を
今年はじめて半日陰に避難させました。

暑くても4時過ぎになると散歩することにしていますが、
それにはわけがあります。
ケータイに歩数計機能がついており現在の運動レベルが
表示されるからです。
運動不足ではとか、イイ感じとか、あなたはスポーツマンとか表示されます。
そのお節介なケータイにそそのかされて歩かされていますが
1時間ほど歩いて汗をかいて、シャワーで汗を流すと壮快になります。

一週間前にフェンス越しに芙蓉の花が咲いて以来、
毎日美しい花が3,4輪咲いています。
朝の芙蓉より、日差しを受けた芙蓉の花の方が美しく感じます。
芙蓉を詠んだ芭蕉の句があります。
枝ぶりの 日ごとに変わる芙蓉かな

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室内でよみがえったイワヒバ

2010年08月07日 | 日記
梅雨明けしてから、連日猛暑が続いています。
毎日庭の植物の水やりが欠かせなくなりました。
先月蔵王の麓の上山温泉でややグレードの高い宿を選びました。
部屋の中、廊下、食事処にカエデなどの幼樹の鉢物がさり気なく
置かれていました。
半日陰の庭の小さな池の周りに並べられた50個以上の鉢を見て、
この宿が小さな植物を大切にしていることに好感をもちました。
間隔をおいて鉢を入れ替えているようです。

帰ってから、ふだん庭の日当たりのいいところに並べてある
サツキ、ミセバヤなど約20個の鉢を半日陰の裏の空間に移動しました。

中でも元気になったのは、室内に取り入れたイワヒバでした。
このイワヒバは30年前に家内が田舎の父親からいただいたものです。
死期を悟った義父が大切に植栽していたものを植物好きの家内に
譲ってくれたようです。
イワヒバは水枯れすると葉が枯れたように萎れてしまいますが、
室内に取り込んで水をやったら、いつもいきいきしてします。
あの宿に泊まったお蔭で植物を大切に扱う心を学びました。

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マツムシソウにキアゲハが

2010年08月06日 | 日記
今朝7時前に雨戸を開けたら、庭のマツムシソウに
チョウがとまっていました。
急いでカメラを持って近づいたら、キアゲハでした。
昨日アップしたヤブミョウガに止まったキアゲハは
薄暗い森の中で撮ったので、やや不本意な写真でした。
いつかキアゲハらしい美しい写真を撮りたいと思いました。

念ずれば通ずという言葉がありますが、まさか
今朝庭のマツムシソウにキアゲハがとまっていたとは。
マツムシソウは初秋の高原に咲く代表的な花ですが、
真夏に庭に咲く花は淡紫色がさらに淡く印象が薄いです。

朝食をしている間キアゲハはいましたが、
食事がすんだらどこにも見当たりませんでした。
昨夜庭で羽化(うか)したに違いありません。
旅立ちを祈るようになにかほっとしました。
もう2度と庭で出生したキアゲハに出会うことはないでしょう。

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田んぼに青浮草とアメンボが

2010年08月06日 | 日記
市民の森のまわりの田んぼを借り上げて市は
春は菜の花畑、夏はヒマワリ畑、秋はコスモス畑として
利用しています。
谷戸の田んぼが市民の森と一体となり小規模ながら
稲作が行われています。

その田んぼのあぜを歩いていたら、目の前に青浮草を見つけて
足を停めました。
開発が進んだ横浜で田んぼを見るのは珍しく、
青浮草を見て新鮮に思いました。
青浮草のそばにアメンボが1匹いましたが、
カメラを向けたら姿を消しました。

田んぼの青浮草は子どものころは普通に見られた光景でした。
戦後まだ食糧事情がよくなかったころ、増水で田んぼから
網に落ちた小鮒(コフナ)を篭いっぱいに入れて家に
持ち帰って食べたものです。
田んぼにたくさんの青浮草とアメンボがいた田舎の原風景を
懐かしく思い出しました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。