ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ヤブミョウガとキアゲハ

2010年08月05日 | 日記
市民の森のアジサイの植えられた水路の付近は野草の宝庫で
例年なら下草刈りが終わっているはずですが、
今年は手つかずでのままで約50メートルにわたり雑草が
ひざの上まで生い茂っていました。
これから初秋にかけて咲く花が心配になりました。

薄暗い檜の森の中を歩いていたら、”スズメバチに注意”という
張り紙が生木に吊るしてありました。
その先はヤブミョウガの群生地で白い花が咲き、
一部は実になりかけていました。
そこに大きなキアゲハがとまっていました。
ヤブミョウガだけでは物足りませんでしたが、大きなキアゲハを見て
色めき立ちました。

キアゲハはヤブミョウガに止まったまま、ゆっくりと翅を広げたり
閉じたり繰り返していました。
この夏アゲハチョウにこれだけ接近できたのははじめてでした。
撮れたのはキアゲハの裏側で、表側だったら美しい翅をお見せ
できたのにと残念です。

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向日葵(ヒマワリ)が咲いていました

2010年08月04日 | 日記
市民の森のヒマワリ畑に行きました。
毎年数万本のヒマワリが咲き訪れる市民に親しまれていますが、
サンゴールドという八重咲きの品種で、高さは1.2m前後と
低かったです。
そこで4,5枚撮りましたが、サンゴールドにはヒマワリらしさが
感じられず物足りませんでした。

車に戻る途中の畑の道路際に、大輪の一重咲きのヒマワリが
数本咲いていました。
さっきまでここで畑作業をしていたおばあさんの姿はありませんでした。
久しぶりに大輪のヒマワリが見られてうれしくなりました。
高さは私の首ほどでしたが、青空と白い雲を入れることに
こだわりました。
腰を屈んで中腰になって、空に向かってシャッターを押したら、
心地よかったです!

なお、http://www.sompo-japan.co.jp/museum/損保ジャパン東郷青児美術館
の有名なゴッホのヒマワリをネットで見たら、
サンゴールドに似た八重咲きのヒマワリでした。

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掃溜菊(ハキダメギク)が咲いていました

2010年08月03日 | 日記
昨日は真鶴の自然観察に参加しました。
8月は暑いので8時集合でしたが、集まったのは2人だけでした。
汗をかきながら、三ツ石海岸まで歩いて鳥も花も少なかったです。
海岸に下りて浜辺にはハマゴウが這うように咲いていましたが、
咲き終わりに近く青紫色がくすんでいました。

帰りにバス停の近くに掃溜菊(ハキダメギク)が咲いていました。
横浜でも普通に見かける野草ですが、
真鶴に来て写真がないとさびしいと小さな花を接写しました。
牧野富太郎博士が世田谷の掃き溜めでこの野草を見つけて、
掃溜菊と名付けたと伝えられます。

熱帯アメリカ原産の帰化植物ですが、もっと可愛い名前をつけて
ほしかったです。
しかし、ハキダメギクが意外に知名度があるのは、
その可哀そうな名前のお陰でしょう。

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屁糞蔓(ヘクソカズラ)が咲いていました

2010年08月02日 | 日記
盛夏に咲く花はめっきり少なくなりました。
散歩中に茶の木に巻きついた屁糞蔓(ヘクソカズラ)の花を
見つけました。
花を見ると、ヘクソカズラという名前とは無関係に
美しいと思いました。

名前からどんな悪臭がするか葉をもんでみたら
臭いはそれほどではありませんでした。
万葉集に糞蔓(クソカズラ)で1首詠まれていますが、
その後屁糞蔓(ヘクソカズラ)となりました。

植物の名前には、変わった名前がいろいろありますが、
真夏に咲く花では、継子尻拭い(ママコノシリヌグイ)とか、
掃き溜め菊(ハキダメギク)、盗人萩(ヌスビトハギ)などが面白いです。
後日ご紹介する予定です。
写真を撮りながら名前の由来を知るのも楽しみの一つです。

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芙蓉(フヨウ)が咲きました

2010年08月01日 | 日記
今日、庭のフェンス沿いに大好きな芙蓉が
はじめて一輪咲きました。
昨日つぼみが赤く膨らんだので、今朝咲くことを期待して
早起きした甲斐がありました。
朝の芙蓉は乙女のような清純な表情をしています。

やがて強い日差しを受けると、薄紅色の花は
濃い紅色に変わり、午後になると花びらは歪みはじめ、
夕方には丸く萎れてかたまりになり、
翌朝には下に落ちています。
この時期に咲く一日花は芙蓉のほかにいくつかありますが、
時間とともに変わる表情と潔い散り方が
この芙蓉の好きなところです。

芙蓉の葉は虫に食われやすいので気をつけました。
葉に穴が開くとせっかく咲いた美しい花が台無しになります。

昔から美しい人のたとえに使われる花で、「芙蓉の顔」という
言葉がありますが、いまはあまり使われていないようです。
芙蓉を詠んだ夏目漱石の句があります。
反橋(そりばし)の小さく見ゆる芙蓉かな

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。