ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ムクノキの大木と渡ってきたツグミ

2011年12月25日 | 日記


この冬ツグミが渡ってきたのを昨日はじめて確認しました。
昨年約100羽の群れを見たトウネズミモチのある畑地帯には
ツグミは1羽もいなかったです。
100メートル先の林を見たら、ムクドリの約50羽の群れが
飛んでいました。



その林に近づいたらムクノキの大木にツグミを10羽ほど
見つけました。
まだ渡ってきて間もないため落ち着かない様子でほかの高木に
移ってこちらの様子をうかがっていました。
その1羽は何回もホバリングして、無事渡り終えたうれしさを
表現しているように見えました。





ムクノキはエノキと同じニレ科の落葉高木で黒い実がまだ残って
いました。
エノキの実もムクノキの実も野鳥の好物です。
車がやっと通れる狭い道路は黒い実がたくさん落ちて真っ黒に
なっていました。
落ちたムクノキの実を手にとって見たら、乾燥して堅かったです。
おそらく木についた実は柔らかいに違いありません。

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寒椿の咲く歩道を歩いて

2011年12月24日 | 日記
散歩コースの川沿いの歩道に矮性の寒椿が200メートルほど
植栽され、樹高は腰ほどに均一化されています。
立寒椿は木いっぱいに花が咲きますが、矮性の寒椿は花数が少なく
飛び飛びに咲くので、カメラを向けて構図に迷います。
花を接写するより周りの雰囲気を入れて撮ることを思い立ちました。

目の前を風船2つ持って母親と楽しそうに歩いて行く女の子の
後姿がカメラに入りました。
ほんの2,3秒で母子は10メートル以上離れていました。

5,6年前にこの近くで、若い2人連れの自転車に乗った米国人に
「ダイソーハドコデスカ」と片言の日本語で道を聞かれました。
「スリーハンドレッドメートル バック」と思いつくままに英語を
並べたら、
「エイゴ、オジョウズデスネ」と褒められて、お互いにニッコリ
した思い出があります。
欧米人は当為即妙のジョークがうまいと思いました。

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庭にキルタンサスが咲きました

2011年12月23日 | 日記


庭に年間約200種の花が咲きますが、最後にヒガンバナ科の
キルタンサスが咲きました。
新年になって咲く花ですが今年は早かったです。
キルタンサスはギリシャ語で「曲がった花」という意味です。

鉢は門扉の近くに置いていますが、花が咲いても二人の間で
話題になることもなく、なぜこの花を3鉢(ピンク、赤、黄色)
も並べているか不思議です。
推測するに冬の間に咲く草花はほとんどなく、希少性が
あるからのようです。
それに球根植物は管理に手間がかからず植え替えをときどき
すればいいのも好都合のようです。

今朝食事のときに花の管理人に入手ルートを聞いたら、
だいぶ前に誰かからいただいたそうですが忘れたそうです。
この花が曲がっていなかったらあまり特徴のない花ですが、
我が家に20年以上前からある長寿の花の一つです。

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昨年の冬至の思い出

2011年12月22日 | 日記
今日は冬至です。
先月の今ごろ市民の森の周辺に点在する民家に柚子の実が
たわわに成っているのを見て、カメラを向けました。
柚子は冬至近くなると摘み取られて数が少なくなることを
わかっていたからです。

昨年の冬至のことを思い出しました。
50年来の友人の奥さんから”今日は主人の容態がいいので
ご都合がよろしかったら来ていただけませんか”という急な
電話を受けました。

友人は難病で闘病中に肺炎を併発し入院していました。
友人のK君と二人でお見舞いに行くことにしましたが、
手ぶらで行くならと柚子の写真の中に冬至の句を添えて
プリントして渡すことを思い立ちました。



そのとき日野草城の次の句を添えました。
暮れてゐる冬至の顔の往き来かな 

奥さんが病床に伏す友人に柚子の写真を見せたら、俳句を趣味
とする友人はかすかに口を動かして俳句を詠む仕草を見せて
くれました。
友人が亡くなったのは、その8日後でした。

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色づいたカリンから遠い思い出を辿って

2011年12月21日 | 日記
散歩コースの広い敷地のお宅は、昔からの農家でないことは
建物や庭の植木からうかがい知ることができました。
道路から20メートル離れた畑の中に黄色いカリン(花梨)の実が
成っていました。
コンデジではきびしい距離ですが、光学14倍ズームの威力で
カリンの実を引き寄せて撮ることができました。

子どものころ家にあったカリンの古木を思い出します。
このカリンは木が2つにバランスよく割れていて、高さ6,7メートル
はあったはずです。
カリンの実の入ったカリン風呂の記憶がよみがえってきました。
カリンの香りは思い出せません。

その後大きな台風が来て、つがいになっていたカリンの一方が
倒れてしまい、残ったもう一方も危ないからと切ってしまいました。
その台風はキャサリン台風という名前で覚えていますが、
カスリーン台風と呼ぶのが一般的のようです。
昭和22年9月の災害史に残る台風で、利根川が氾濫したことで
知られます。
あのカリンは名木に値するのではと今でも思っています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。