ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

帷子川のマガモ、カワセミ

2013年12月25日 | 帷子川


帷子川沿いを1・5キロ歩いてツグミが渡っているか
丹念にチェックしました。
高さ20メートルのケヤキのてんぺんの鳥は紛れもなく
ヒヨドリでした。
双眼鏡を向けなくても仕草でヒヨドリとわかりました。

ツグミの渡りは遅れていますが、マガモがオナガガモに
続いて渡ってきました。
マガモはカルガモの群れに混じっていました。
マガモのオスの緑色の頭はよく目立って美しいです。
カルガモはカラスやモズのように縄張りを主張しないで
温かく遠来の客を迎えてくれました。



帷子川上流のカワセミは決まった止まりが木がなく、
日によって出る場所が変わるので探鳥の喜びがあります。
カワセミはススキなどの枯れ草に不安定に止まります。
目の前でホバリングして川に潜って小魚を捕えようとしますが、
成功確率は意外に低く個体差があります。

昨日も7,8メートル先のススキにとまったカワセミを
鮮明に撮れず口惜しい思いをしました。
持ち歩きに負担の少ない軽いミラーレスカメラを買おうかと
考えているところです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木瓜の実が黄色く色づいて

2013年12月24日 | 日記


庭の木瓜(ボケ)の実が薄黄色く色づいています。
その隣につぼみがやや膨らみかけてもう2,3輪の
赤い花が咲いています。
寒さの強弱で新年に部分咲きすることもありますが、
3月に咲くのが本番です。

いま木瓜のことを書こうと思ったのは、名前は実が
瓜に似ていることに由来するからです。
実を焼酎漬けにする人もいるようですが、我が家では
観賞用に放置しています。
木瓜は1メートルほどの低木なので、カリンのように
実は目立たないです。
注目されることもなく近く落下するでしょう。

夏目漱石は木瓜を好み、次の句が知られています。
木瓜咲くや漱石拙を守るべし

「草枕」に「世間には拙を守るという人がある。
この人が来世に生れ変るときっと木瓜になる。
余も木瓜になりたい。」
と書いています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帷子川のオナガガモ、冬知らず

2013年12月23日 | 帷子川


日ごろ花の写真を撮ってアップしていますが、冬は
花がないので帷子川で野鳥観察を楽しんでいます。
自宅から徒歩圏内で散歩をかねて歩けるのが気に
入っています。

例年冬至ごろにはツグミが渡っているはずですが、
今年はまだ見かけません。
マガモも数つがい渡ってくるはずですが見かけません。
昨日はオナガガモのつがいをこの冬はじめて見ました。
マガモに似てオスとメスはいつも仲良く寄り添っています。
昨年と同じ場所に渡ってきましたが同じ顔ぶれなのでしょう。



帷子川から帰る途中、畑地帯の土手に冬知らずが
咲いていました。
花径1・数センチの小さな橙色の花です。
日差しが弱くなると花を閉じますが、早い散歩で久しぶりに
冬知らずの花を見ました。

冬知らずは以前から畑の真ん中にあり近寄れませんでしたが、
花畑から種が土手に飛んで野生化したようです。
冬知らずは冬の間咲く続けるのが名前の由来でしょう。

撮った花はトレミングすることがありますが、この花は
小さいのが特徴で元の画像を生かしました。
正式にはカレンデュラともキンセンカとも呼ばれますが
あまり見かけません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬至と柚子の実

2013年12月22日 | 日記




今日は冬至です。
冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)といわれ
ますが、これからが寒さの本番です。
冬至には柚子湯に入りますが、いつも柚子はスーパーで
買い求めています。

今年は親戚からたくさん柚子の実をいただいたので、
それを風呂に入れます。
風呂に入れるのはもったないくらい大粒の上等な柚子です。
冬至が近づくと散歩コースの柚子の木に成る実が少なく
なるので、いつも早めに写真を撮っています。

いただいた柚子はジャムにしたり、マーマレードにしたり、
果汁と果肉と袋を入れてジュースもどきを作ったり、珍しく
カブを浅漬けして柚子を入れたりと全部食用にしました。
柚子の実のリシピが豊富なことがわかりました。

冬至にはカボチャを食べることになっています。
これを食べると風邪を引かないとか。
冬至には昔から今もなお日本人らしい慣習や生活の
工夫が受け継がれています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身近なツルウメモドキとウメモドキ

2013年12月21日 | 日記


ツルウメモドキを知ったのは写真を撮るようになってからで、
身近な野山や空き地などでよく見かけます。
以前、両側が林に囲まれた薄暗い切り通しのような地形の
道路を歩いていたら、黄色い皮がわずかに道路に落ちて
いるのを見つけました。
ツルウメモドキの仮種皮とわかって、真上を見上げたら
つるが10mの高さにまで伸びていました。

先日箱根に行ったとき、仙石原のバス停前の店にツルウメ
モドキの枝が束になって積んで生け花の材料に売られていました。
ツルウメモドキの黄色い仮種皮が裂けると、鮮やかな赤い種子が
出て野鳥を惹きつけます。





郊外にツグミを探しに行った時、植木畑の中に株立ちした
ウメモドキに赤い実がたくさんついていました。
以前ウメモドキの赤い実が気に入り幼木を庭に植えたことが
ありますが、実が小粒で期待外れでした。
盆栽も5,6年で枯らしてしまった苦い思い出があります。
植木畑のウメモドキはやがて野鳥が赤い実を食べ尽くすでしょう。

ところで、ツルウメモドキはニシキギ科で、ウメモドキは
モチノキ科です。
両者は葉が梅の葉に似ているからといわれますが、
モドキ(擬き)はアバウトでよくわかりません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。