香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

傲慢と善良~最近読んだ小説から

2022年09月28日 09時12分54秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

辻村深月さんの小説「傲慢と善良」、対照的なタイトルは、人が誰しも持つ二面性のことなんだと読み始めて気づきました。

     

ある日突然姿を消した架(かける)の婚約者 真実(まみ)。婚約する前にストーカー被害に遭っていたことが関係していると思った架は、真実の過去を辿ります。

前半は推理しながら、真相がわかった後半はどんな結末になるのか思いを馳せながら読みました。

辻村深月さんの小説には、いつも面白い仕掛けがあるので、それも楽しみに読んでいたら、なんと他の小説にでてきた写真館が登場してビックリ!どの小説だっけ?と考えていたら、そこに出てくる親子が主人公になっている「青空と逃げる」でした。巻末の解説によると、「島は僕らと」という小説で別の登場人物と出会えるそうなので、いつか読んでみたいです。

500ページの長編ですが、辻村深月さんの小説はやっぱり面白いし、深いです。
 



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2 コメント

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神崎和幸様 (香彩)
2022-10-18 18:37:25
コメントありがとうございます。
面白かったですね!
衝撃的なタイトルですが、納得できる部分がたくさんありましたね。
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Unknown (神崎和幸)
2022-10-16 14:48:29
こんにちは。

自分も「傲慢と善良」読みましたよ。
面白いですよね。
婚活での苦しみや葛藤が描かれているのが印象的でした。
そのうえタイトルの意味にも納得できましたよ。
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