「夢は短い狂気、狂気は覚めぬ夢」そう言ったのは、ショーペンハウエルだったろうか。
何で今さらこんな夢をみるのだろう……そんなことがたまにある。
「週末は天候が悪そうです。もしかしたら雪が降るかもしれません。センター試験があるので…」
昨夜の気象予報官の言葉が、わたしの心の奥底に残っていた記憶を狂気の夢にかえたのだろうか。夢は常に整合性が無く、いつも変…。何十年も前の大学受験の夢をみた。第一志望に失敗した事がいまだに引っかかっているとは思えないのだが。
試験開始の合図で、みんなが白いキャンバスに描き始める。しかしわたしの前だけキャンバスがない。手を挙げて、試験官にキャンバスがないことを告げると、教室の後ろの棚から持って来るように指示をされた。(受験のときはキャンバスではなかった)棚に何枚ものキャンバスが置いてあるのだが、どれをみても全部様々なカラフルなチューリップが描いてある。試験官に、どれにも絵が描いてあるのですがと訴える。夢の中でも気持ちが悪くなるほど焦っている。生協で買ってくるように言われる。周りの人はどんどん描き進んでいる。わたしは更に高まる焦燥感を抑えて地下にある生協へとんでいく。
すると生協の入り口の前に、大勢の人だかり。そこでは何故か何組もの大道芸人が玉に乗ったり、ジャグリングをして、わたしの行方を阻み入り口に近づけない。「どうしよう…」焦りが最高潮に達したときに、はっと目が覚めた。
その「はっとの目覚め」がどうしようもなく気分が悪く重いのだ。時には寝汗が額や全身に浮いている。
これはただの夢なのよ、と自分を納得させて、やっと正気に戻る。しかし後味が悪く、朝まで更に変な夢をだらだら見続ける。
おかげで、今日は一日気分が悪かった。
何で今さらこんな夢をみるのだろう……そんなことがたまにある。
「週末は天候が悪そうです。もしかしたら雪が降るかもしれません。センター試験があるので…」
昨夜の気象予報官の言葉が、わたしの心の奥底に残っていた記憶を狂気の夢にかえたのだろうか。夢は常に整合性が無く、いつも変…。何十年も前の大学受験の夢をみた。第一志望に失敗した事がいまだに引っかかっているとは思えないのだが。
試験開始の合図で、みんなが白いキャンバスに描き始める。しかしわたしの前だけキャンバスがない。手を挙げて、試験官にキャンバスがないことを告げると、教室の後ろの棚から持って来るように指示をされた。(受験のときはキャンバスではなかった)棚に何枚ものキャンバスが置いてあるのだが、どれをみても全部様々なカラフルなチューリップが描いてある。試験官に、どれにも絵が描いてあるのですがと訴える。夢の中でも気持ちが悪くなるほど焦っている。生協で買ってくるように言われる。周りの人はどんどん描き進んでいる。わたしは更に高まる焦燥感を抑えて地下にある生協へとんでいく。
すると生協の入り口の前に、大勢の人だかり。そこでは何故か何組もの大道芸人が玉に乗ったり、ジャグリングをして、わたしの行方を阻み入り口に近づけない。「どうしよう…」焦りが最高潮に達したときに、はっと目が覚めた。
その「はっとの目覚め」がどうしようもなく気分が悪く重いのだ。時には寝汗が額や全身に浮いている。
これはただの夢なのよ、と自分を納得させて、やっと正気に戻る。しかし後味が悪く、朝まで更に変な夢をだらだら見続ける。
おかげで、今日は一日気分が悪かった。