今週になり、父の手足に麻痺がでる。主治医の先生もあまりの急な変化に驚くが、いちばん驚いているのは父、本人だ。しかし、随分前から足腰が日に日に弱ってきているのには気がついていた。でも86歳だもの…。いつかは、こんな日が来るだろうことは覚悟していた。介護保険の申請もしてきたが、父がこういう状態から少しでも脱しようと前向きなのが救いだ。この気持ちがいつまでも続くようにと祈らずにいられない。
父親は子供の頃から苦手だった。姉と比べられ、可愛げがない子だと叱られてばかりいた。おまけに、わたしが男の子だったら良かったと思っていたらしい。祖父から父への仕事を継ぐ男の子が欲しかったんだと思う。しかし、気づくと父を目指すように、父と同じ仕事を選んでいた。
遠くの息子に、自分のお祖父ちゃんの現状を伝える。
そういえば今日は息子の誕生日だった。
父親は子供の頃から苦手だった。姉と比べられ、可愛げがない子だと叱られてばかりいた。おまけに、わたしが男の子だったら良かったと思っていたらしい。祖父から父への仕事を継ぐ男の子が欲しかったんだと思う。しかし、気づくと父を目指すように、父と同じ仕事を選んでいた。
遠くの息子に、自分のお祖父ちゃんの現状を伝える。
そういえば今日は息子の誕生日だった。