たかが、1枚の写真とはいえ

2005年11月07日 | diary
 わたしが人生で出会った多くの人たちの中で、勝手に師と仰ぐ人が何人か、、、、、。
そのひとりのHPに、さっき久しぶりにアクセスをした。
最後に会ったのは、夏になる前だった。

 近影がアップされていたのだが、何かいつもと違う。
確か彼は白髪だったのに、その髪が不自然なくらい真っ黒に…… 
 し、し、白髪染め ?
おまけにファッションも(?)今までと違う・
妙に派手な若作り。
かえって老け具合が目立つ (先生ごめんなさい!!)
今まで一度も見たことが無い、何ともいえないピンク系のシャツの色に2度目のびっくり。
 
息子さんが大学に進学したのを期に流行の(?)熟年離婚をして、そしてどうやら今年、次のパートナーができたのは何となく知っていた。
 
 人を見るときには、いつもその人の1面しかみていないのだと思う。
わたしは、勝手にこうあるべきだ、こうあってほしいと特定の人に、イメージやレッテルを貼りがちだ。
その人がわたしの中でもつ役割が確立していたのにそのイメージが壊れてしまった気がして、驚いて混乱をしたのだろうか。
彼は哲学や文学、政治世相を語ったときに、いつもイデオロギー、主張が決してぶれない所が気に入ってたのだが…。
たかが写真1枚で、彼のもつ人生の哲学、男の美学、美意識まで勝手に疑り始めている。
若作りをする彼も、彼の一部には違いないのだが…。

 そして、思いのほか、保守的な自分にも驚いた。
人間には色々な面があり、それをひっくるめて個人を形成していると思うけれど、わたしにとって結構この写真はショックだった。

 言い換えてみれば、わたし自身も他人からどうみられているのだろう。
どうイメージされているのだろうか。
彼の写真をきっかけに、今立ち止まって自分をみつめている。



コメント
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