老いるひと

2007年07月15日 | diary
父の介護保険の認定の見直しの結果が届いた。
手術をしたときは、殆ど歩行困難だったから3、そして今回は要介護1になった。

現在父は、犬を連れて散歩はできるし、趣味の油絵も続けられ、医院へも自力で行ける事に感謝。

私の生活圏とは近いけれど、寝食は共にしていないので、両親ふたりだけで生活ができる事に感謝。

老いた人には優しくという時代があった
しかし、老人は子供を育てるのと同じ
あれもこれもと手を貸すと、甘えて自立ができなくなり、適度な距離をとることは本当に必要なのだ。
そのせいか、ふたりとも呆けることなく、これといった病気も無くしごく元気。
その元気に感謝。

母は陽気な人だけれど、時々老人性鬱っぽくなる。
すると能面のように表情がまるで無くなるのだ。
この間も、能面になったときに、わたしが大阪京都に行くからと留守を頼み
そして帰宅すれば、すっかり能面が取れていた(笑)
老人に優しくすることは、良い事ばかりではない。
人間はどこかで、誰かの役に立っている気概が必要なのだと思う。


午前中から雨が降り出した。
今年はカラ梅雨を心配していた。
我が家は井戸も使っているので、雨が少ないとまるで水が上がらないのだ。
これで大丈夫そう。
とはいえ、九州は大変な事態に。
今も雨音で、音楽が聞こえない。

コメント
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