ボタン付け

2008年11月20日 | diary
スーパーの駐輪場に自転車を置き、さて駅に向かおうとすると…

スーパーの前庭のベンチで20代の社会人と思しき若者が、なにやら必死に格闘中。
彼から、バンバン必死オーラが出ているのだ。

その必死オーラに導かれ、何と格闘しているのかと若者を見れば
なんと、コートもしくはスーツの上着にボタン付けをしていた。

これから会社などを訪問するのに、うっかりボタンが取れてしまったのか?

ちょうど、目の前は100円ショップ。
そこで買い求めたらしい糸と鋏が、彼の横に置かれていた。

その必死オーラに、彼を放っておけない感じがして
「お手伝いしましょうか」と、声を掛けるべきか、一瞬迷った。

とはいえ、私はこれから人に会う予定。
余分な時間は取れず、気になりながらもその場を去った。

はてさて、苦労していたボタン付けは上手くいっただろうか?


しかし、良く考えれば
夫も、1人暮らしの息子もボタンぐらいは自分で付けられる。

ああ、手を出さないで良かった。
結婚しない若者が増える今、男子だって何でも自分で出来なければ
これからの世の中、1人では生きていけない。

コメント (2)
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