幸福感て

2009年12月27日 | diary
前夜に、母が飼い犬と一緒にもつれ、段をふたつ踏み外し
そのうえ、近くにあったもので腰を打ったらしい。

私に痛みを訴える母に、日曜日だし今日は安静にしていたほうがと、言ったけれど…
せっかちな母は、そんな悠長な気分ではいられないみたいで。
その母のせっかちさ、落ち着きの無さが、いつもトラブルの元。
年を重ねるほど、そのせっかちさは加速している。

そういう私もせっかちだが、母ほどではない。
ついでに、父も超せっかち。

母は即痛みをとってもらいたいと、更に私に訴える。
仕方が無いので、町内に休日診療の病院があるので、足を引き摺る母を連れて出かけたが、今日は内科医のみということで他の病院を紹介してくださった。

結局、ひびも骨折もなく、ただの打撲ということが分かり一安心。
しかし、終わるまでに3時間もかかり、疲れた~~。
今日は、年末の予定がいろいろあったが、何もできなかった。
帰宅しても疲れて、何もしたくない。
病院や医院て、ほとんど待っているだけなのに、何故あんなに疲れるのだろう。


先日の友人との忘年会で、友人のひとりが「最近、つまらないことで幸福を感じるの」と、ぽつり。

私たちの世代は、まだ舅姑、そして我が家のように両親がいたり、老人が身近にいると、なかなか予定通りに計画が進まないことが日々増えてきた。

そういえば、今年も旅行をひとつ、父の急な入院で泣く泣くキャンセルしたっけ…。
それから、やっとやりくりした友人との約束も、老親のトラブルでドタキャン。

つまり、カレンダーに書き込んだ予定が、ちゃんとカレンダー通りに遂行されたことに、友人は幸福感を得るということらしい。

それってわかりすぎるほど、わかるぅ。
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忘年セッション

2009年12月27日 | jazz
昨夜の私の演奏は、ピアノトリオで今までで最高のセッションだったと思う。
      (自画自賛だけど。笑)
ベースとドラムスに助けていただいたし。
このところ、自分の体調がイマイチだったり、前日には母の具合が悪かったり、そんなことが余計な力を抜けさせたような気もする。

問題の大トリは、コルトレーンのモーダルジャズの “Impressions”で。
今回は、先生のお仲間のドラムスとベースのプロミュージッシャンがセッションに加わってくださった。
もう1曲の“I hear a Rhapsody”のベーシストは、いつも私の相方を務めてくださる方。

Impressionsのイントロは、いつものようにピアノではなく、ドラムが刻むことになった。
なので、事前の打ち合わせより若干テンポが速かったけれど、上手く入ることができ一安心。

頭では、次はアドリブそしてベースソロだわと冷静に思っているのだけれど、ドラムの激しいリズムに触発されたのか、ミューズが私の上に降臨したごとく、指が勝手に、それこそ即興に鍵盤を叩いていく。
本番に強い私ではあるが、心地よいトランス状態に入ったみたいで、結構ファンキーに決められたかも。
弾き終えてから「ノリが良かったよ」「あんな難しい曲を良く弾けたわね」と皆に言われると、素直に嬉しかった。

先生の企画で、こうして日頃顔を合わせることの少ない、年代も環境もそれぞれ違う人たちがジャズで繋がる楽しいひとときだった。

そういえば、これは忘年セッションだったのよね。
とはいえ、アルコールが入ると指がもつれるのは経験済み。
私は、自分の曲が終わるまでアルコールは自粛。
隣から赤ワインの芳しい香りはするわ、ビールを注ぐプシュという音が聞こえるわで、弾き終わった後にグイグイ(と言いたいけれど、それほど呑めないのでちびちび)呑んだのは言うまでもない。

これで、私の今年の最後のイベントは無事に終わった。

終わりよければすべて良し…ということで

そろそろ、年末の主婦稼業に戻ります。
コメント (2)
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