愛犬

2010年06月24日 | diary
2人の友人が御焼香に来てくださった。

我が家のように家族葬などの密葬をすると、後からぱらぱらと訪ねて来られるので面倒よと言う方も多いけれど…

逆に、お義理ではなくわざわざ訪ねて来られ、故人の知らなかった面やエピソードを聞くのは、残された家族にとっては嬉しく興味深いことだ。

残された父の愛犬は、今はほとんど私のところにいるが、時々宙を見ては尻尾を振っていると思うと、誰かに呼ばれているかのように当てもなく歩き出す。
父がもういないことを察知しているのか、以前とは行動がすっかりかわり、元気もなく寝転んでいる背中が寂しそう。

人間の年齢に換算すれば、60代半ば。
人生、いえ、犬生の無常をひしひしと感じているに違いない。
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