訪問販売

2010年10月16日 | diary
ガレージの扉を開け、車に乗り込もうとしたら若い女性が近寄ってきた。

化粧品の訪問販売だった。

「お出かけのところに申し訳ないのですが、30秒だけお時間を下さい。この○○化粧品はとても便利なんです。見ていただけませんか」
チラッとみれば、コンパクトな容器にアイシャドーやら口紅やファンデーションなどが効率よく収納されている。
(チラ見だったのではっきり見てはいないけれど、そんな感じ)

持ち歩くには便利そうではあるが、いらないものは即お断りする主義。

まして、今は訪問販売で化粧品が売れる時代ではない。

すると、近くの工事現場でお昼休みを道路傍で休んでいるオジサン、オニイサンになにやら話しかけている様子。

「奥さんにこれどう~。あら、あなたったら随分と素敵なお土産ね、って絶対喜ばれるわよ」
多分、そんな感じかも(私の想像ではあるが…)

それから5時間近くも経った夕方にドアフォンが鳴り、それに出れば
「○○化粧品ですが…」
アラアラ、先ほどの訪問販売の女性だった。
「さっき、お昼ごろに見えた方でしょ」と言った途端に、ドアフォンでの会話は途切れた。

軒並み、家を訪ねているうちに、道に迷ったのか。
住宅街は似たような家ばかりだし…。

つまり、私からみればふりだしに戻っちゃっている。



まったく、楽な仕事なんて、ありはしない。


           
コメント (2)
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