朝から本格的に雪が降り出した。
今年2度目の雪だけれど、積もるかしら?
母はデイケアへ、夫も急な仕事ででかけてしまい、静かな休日になった。
家に誰もいないと、空気も変わり、さて何から始めようかと意気が揚がる。
午後からは更に降るというので、早い時間にモール内のマーケットに買出しに出かけることにした。
雪が積もったら困るし。
ついでに紀伊国屋で、芥川賞の2作品が掲載されている文藝春秋を買う。
すべてが対極の著者の作品を読むのが楽しみ。
最近はすぐ眠くなってしまい、読書ではなかなか長編が読めず、今は先日買い込んだ本や古い短編を引っ張り出して読んでいるが、読むたびに以前とは微妙に感想が違ってくる。
読む視点が、その時々の年齢などで変わってきているのかもしれない。
読んでいる途中で、この話って昔テレビドラマで観た観た…などと思い出すことがある。
この母親役は森光子だったとか、医師役は緒方拳だったなどと、そのシーンまで浮かんできて。
最近は、そんな良質なテレビドラマも少なくなり、どこのチャンネルも同じ顔ぶれ、似たようなバラエティーや、安上がりのクイズばかり。
2時間ドラマは殺人ばかりで、俳優の顔をみただけで、最初から犯人が分かってしまう始末。
騒々しく仲間内で楽しんでいるだけの番組なんて大型テレビの大画面なんかで観る気がしない。
かつて評論家の大宅壮一が、テレビを観ることを批判して、一億総白痴化すると言ったのは有名な話だけれど…
私はテレビに釘付けのテレビっ子だった。
母のデイケアのお仲間たちも、お年寄りが楽しめる番組が無いと文句を言っているらしい。
確かに、無い。
制作費にお金が掛けられなくなった時代なのだろうか。
そんな寛ぎの夜のひと時、皆様は何をして過ごしていられるのかと思う、今日この頃です。
やはりPC?(笑)
こんな雪の降る寒い日だと言うのに、未だに夏のサフィニアが戸外で咲いている。
越冬できる花だとは知らなかった。