阿刀田高の「街のアラベスク」読んだ。この人の小説は10年以上前と思うが、何冊か読んだことある。当然、どんな話だったかは覚えてないけど・・。
この作品は短編で12のストーリー。331ページで12のストリーだから1ストーリー当たり平均30ページにも満たないからミニミニ短編ともいうべきか。
都会の片隅に咲く恋愛ストリーが中心。12のストーリーがあるが、後半のストーリーの方がインパクトがあって面白い。
「公平さの研究」はちょっといい話。人の縁は巡り巡って。運というモノは公平に与えられている。生かすか逃すかは、その人の気持ち次第だね。
東京が中心の話で東西線沿線も出てくる
川端康成の「雪国」ってエロスを感じられる小説らしい。最近は「蟹工船」や「痴人の愛」など戦前に書かれた小説が人気らしいけど、今度読んでみようかな。何年か前、友人が森鴎外の「高瀬舟」くれたので読んだけど、ちょっと難解だったけど・・・。
依然、マックのCEOの原田さんの奥さんが作家の谷村志穂って書いたけど歌手の谷村有美の感違いだった。原田さん自身、ドラマーだし納得だね。世の中に優れた経営者は多くいるけど、彼のように見た目もよく、仕事以外の分野で才能を発揮できる人は少ない。
Let's enjoy reading book in fall.