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事件現場清掃人が行く~高江州敦

2015-06-24 | Book

高江州敦の「事件現場清掃人が行く」読んだ。著者は孤独死や自殺した人の住居の死人臭を拭い去り、人が住める状態まで徹底的に清掃する清掃会社の運営者。

年間自殺者、3万人以上、増え続ける孤独死で、この仕事は急成長しているらしい。とは言え、死人臭とハエ、ウジ虫がわいた部屋の清掃を請け負う、またその部屋を元どうりに修復できる技術とノウハウを持った業者はそうそういるものではない。

著者は元々、中華の料理人だったが、ハウスクリーニングの仕事をアルバイトでやるうちにそれが本業となり、死体現場を清掃業に特化したビジネスに方向転換。

想像するだけでも絶句するような現場の姿が目に浮かぶ。ハエ以外にも体液、汚物、時には血液との格闘。死後、数ヶ月も経つと、マンションの場合、体液は床下まで落ち、臭いは下の階の部屋まで達するとのこと。とにかく死臭というのは強烈らしい。俺はキッチンに小バエが飛んでいるのも見るだけでも気分が悪くなるくらい。この人は凄い!プロだ!

アパートの場合、自殺者、孤独死が出た場合、100万円近くかけてのリフォームが必要となるが、その資金を誰が負担するかで、結構もめるらしい。ハイ、分かりましたと、あっさりと払う遺族は少ないとのこと。


著者は沖縄出身とのこと。若い頃は結構、やんちゃだったらしい。

この本を読むと、病院で家族に囲まれ、穏やかに逝くことが非常に難しいと感じる。ほとんどの人が普段、死については漠然とした考えしか持ってないと思うけど、人は誰しも死ぬ。誰にも迷惑がかからない死に方は難しい。自殺はかなり多くの人に迷惑がかかる行為。生きてれば何かイイことはあるはず。

昨日は仕事が終わってから空が怪しかったのでランは止めて洗濯!部屋の掃除!夜8時過ぎから雷が大暴れ。仕事中に停電だけはしませんように。早朝に停電したら一大事だよ。夏場恐いな。

 

 


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