谷川直子の「私が誰かわかりますか」読んだ。この作家さんのことは知らず、タイトルと表紙を見て直感的に借りた。
東京でイラストレーターをしていた木暮桃子は再婚した隆行の出身地である九州の隆行の両親が住む隣の市に移住。隆行の両親とは同居ではないが、ボケ始めた義父の守の介護をさせらることに。義理の父の介護は長男の役割との慣習が残る田舎での生活は都会育ちの桃子にとってはまったくの別世界・・・。
タイトルの「私が誰かわかりますか」は桃子がボケてしまった義父に病床でかける言葉。過疎地での老人介護という重いテーマだが、適度にユーモアを交えてテンポ良く読めた。
ちなみに谷川さんの元ご主人は作家の高橋源一郎氏。高橋氏とは離婚して、元同級生と再婚して長崎県の五島列島に在住らしい。「私が誰かわかりますか」以外の作品も読んでみたい。
228ぺージの単行本。2018年8月に書かれた作品。
昨日は朝4時前に起きて仕事。午後、20分ほど昼寝。オリンピックが終わってからも寝不足気味。仕事を終えてから近場を1時間ラン。今年の走行距離は2,012キロ。朝晩は涼しくなったけど、走るには、まだ蒸し暑い。
昨日のマリーンズ、西武に5対3で勝利。一昨日の大敗で嫌なムードだったが、先発の小島が2失点の好投。負けると貯金が無くなるところだったが、踏ん張った。
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