片川優子の「動物学科空手道部2年高田トモ!」読んだ。今年になり再読した「動物学科空手道部1年高田トモ!」の続編。
主人公は動物応用科学科のある大学に通う、大学生の高田友恵(←通称、トモ)。前編は新入生の1年生だったが、続編では進級して2年生に。大学の講義、空手の部活、青春小説にはつきものの恋愛、下宿生活などを交えたキャンパスストーリー。若さは可能性と期待と不安の塊!悩んで失敗して真の大人になる!
2年生になると、夏休みに牧場実習があり、トモはクラスメートらと山形の牧場に10日間の実務研修に行くことに。研修生活が最後まで書かれておらず、突然、二学期になり、学祭シーズンの話に。牧場での実務研修の話、結構、良い話だったので山形を離れるまで完結して欲しかった。
下宿生活は自身が大学生活が下宿生活だったせいか、共感できる。空手の部活の話も良い。学園祭で模擬店で焼きそば屋かあ。懐かしさが蘇った。
僕らの時代はライン、メールなど便利なコミニケーションツールはなかった。僕の大学時代、ラインがあったら、当時より遊び過ぎて卒業できなかったかも。
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現役獣医師が若い時に書いた作品。自身の体験もかなり含まれている作品かも。作家としてのデビューは13歳の時!