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快晴!
空気も何と爽やかなのでしょう。
そう言えば・・。
昨夜も澄み切った空に輝く星を
ただ、ボ~ッと眺めていたものです。
それも虫のコーラスを
バックミュージックに。
一時に比べて、大合唱団? の
編成になったのは間違いない
ようです。
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満ち足りた事はなかった。
身動きをしたり
呼吸をしたら、身体を流れて
いる美の流れが途切れるの
ではないかと恐れた。
人生は神の音楽を奏でる
ための素晴らしい楽器の
ように思えた。”
【「エミリーはのぼる」 第12章】
さて今年の拙庭は、ちょっとした異変です。
やはり朝顔は、様々な色に変化して
いるように思えてなりません。
この場所は、青色一色でしたのに、今朝は縞模様。
縞模様でしたのに、今朝はピンク・・なんて、こんな事はしょっちゅう。
こんな風に変化する事を一体、誰が想像したでしょう。そして紫陽花も。
今年は枯れずに未だに健在です。(冒頭の写真)
生きたまま、ドライフラワーになったかのようです。
今日は 『9月』 という、ヘッセの詩を紹介します。
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9月
庭が悲しんでいる、
冷たく花の中に雨が沈む。
夏がそっと身ぶるいする、
その終りに向かって。
金色の雫となった木の葉が一枚一枚、
高いアカシアの木から落ちる。
夏は驚き疲れて
死に行く庭の夢の中にほほえむ。
まだ長い間バラのもとに
夏はとどまり、休らいを慕い、
おもむろに、大きな
疲れた目を閉じる。
【ヘッセ詩集・高橋 健二訳】