【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ゆるり和の時間

2010-03-02 17:20:17 | 趣味の器(壺)~その他


     昨夜から降り出した雨は朝には上がりました。
    今日も、“夜だけ雨”。

     太陽は雲間から顔を覗かせているものの、出たり入ったり。
    なかなかすっきり・・という訳には行きません。

     先程から少しだけ開けている窓から入った風が、
    ガタゴト、建具を揺らしています。こんな風は北風。
    
   エミリー に言わせれば、北風は “ガミガミおばさん” でしたね。
  その 『アンの世界』 に、今日とほとんど同じ情景の描写に出会いました。

   “「起きよ、なんじ北風よ南へ下れ。
  私の庭に吹き渡り、かぐわしい匂いをまき散らせ」・・・略・・・
   
   春はもうその角まで来ており、私は喜び以外の全てを忘れ去った。
  今朝明け方は雨降りで灰色だったが、
  午後になって山に太陽が照った。・・・”
             
                                       【「エミリーはのぼる」 第19章】

   さて、暖房を入れるまでも
  ありませんが、時間の経過と共に
  ちょっとヒンヤリして来ました。

   喉も乾いて来た事ですし、
  この辺でお茶にしましょうか・・。

   いつもの珈琲ではなく、
  偶(たま)には緑茶もいいですね。
  それも、とびきりのお茶を・・。
  
   となれば、やはり “和” がいいですね。
  らんぷは、シェードを和紙のものにしましょう。
  
   そうそう、蝋燭も。オレンジの灯りは、やはり落ち着きます。
  テーブル周りには、忘れないでお雛様(素焼)を飾りましょう。
  
   庭からは、桃の花ではありませんが、
  「匂いすみれ」 の花を摘んで来ました。
  “う~ん、いい香り・・” 幸せの香り・・~なんて。
  
   あらっ!?  「奥様は魔女」 の、サマンサのように鼻をピコピコ・・なんて、
  しませんでしたのに魔法がかかってしまいましたわ。湯呑は 「九谷焼」 です。