


寒い朝ではありません。寧ろ暖かい朝ですね。
その雨も、午後にはやみました。
寒くなるのは今晩位からでしょうか・・。
今日は、24節季の一つ 「啓蟄」 ですね。
冬眠中の虫も、そろそろ這い出す時期とか。
それにしても、いつの間にか3月も6日。
まもなく1週間になるのですね。
1月、2月・・頭のどこかでは通り過ぎた日の事は、
ちゃんと認識しているのです。
オリンピックにも熱くなり、それなりに楽しんでいたものです。
でも、どこか他人事。そんな自分を感じてもいます。
それは、数年前位から・・? 取るに足らない微かな不安・・。
それは案外、こんなものなのかも知れません??
「春・・・春! 奥さん、わしも年を取って来ましたでな。
季節が変わって来たような気がするですよ。
冬も元とは違います ・・・ わしにゃ夏も分からん・・・
春も分からん ・・・ 今じゃあ春なんてねえです。・・・ 略 ・・・」
【「炉辺荘のアン」 第35章】


ところで今庭は、まさに青い春。
何を思ったか、真冬に1輪だけ開花したラベンダーには遅れましたが、
他のラベンダーにも一気に花芽が付きました。
ヒヤシンス(風信子)しかり、水仙しかり・・。
こちらの水仙は、年末に咲いたものとは違いますが、勝手に。
花の芽がふっくらと膨らみ、いよいよこれから・・という、
希望に胸を膨らませている時期です。キラキラ輝いていますね。
今にもはちきれんばかりの美しさ。“青春”。
そう言えば、私にもそんな時代がありましたっけ。遥か彼方・・。