【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

俯く花の美

2010-03-14 16:06:26 | 香る庭の花綴り



     久し振りに太陽燦々の空となりました。
    ただ、朝の東の空は、一面に白く光っているだけ。

     でも、南の空は淡い水色の空ですので、
    白いのは太陽光が反射しているのでしょう。

     こんな空になりますと・・いよいよ春の到来です。
    そうそう昨日は、黄砂が確認されたとか。

     薄い絹のヴェールの春霞みは、風情がありますが、
    いずれにしても黄砂だけは、ごめんですけれど。

   


   “・・・略・・・冬中自分の時間はほとんど1分もなかったアンは、
  春の喜びを衣裳いしょうとし、文字通り庭で明け暮れした。
  (中略)
   「あたしの庭は大変あたしに親切なんですもの」
  「1年のこの季節にはあたしは自分のいう事には
  何の責任もないのですよ。
  (中略)
   あの砂丘の上の霞みが踊る 魔女 のようじゃありません? 
  あの 水仙 に気がお付きになって? 
  あんな見事に咲き揃った 水仙 は炉辺荘では
  今まで1度もありませんでしたわ」”
            
                                【「炉辺荘のアン」 第14章】








【ヒマラヤ雪の下】



   今、庭が面白いです。
  小さな小さな庭ですけれど。

   植えた覚えのない水仙や
  ヒヤシンスが、
  あちこちに咲いていて。

   “この紅葉の下は元々、
  ステビアの場所なのだけれど・・。”
  ~なんて独り言。

   いつの間にか、
  ちゃっかり咲いている金色の水仙。
  毎日、新しい発見。

   でも、ステビアが咲く頃は、
  もう水仙は終わっていますものね。
  そこは上手く共存共栄しているようです。

   そうそう冒頭の写真の 「菫」。
  なぜか、この花を眺めていますと・・。

   「清らかな心」 「清楚」 「青春」 「恥じらい」
  と言ったイメージが浮かびます。

   それにぴったりなのが 「女学生」。
  そう言えば・・今、あまり使われませんね。
  死語になりつつあるのでしょうか。素敵な言葉ですのに。

   偶然にも今日は、俯く花ばかりでしたね。
  後ろ姿美人も健在です。

   可憐なイメージも実は、
  こんな所から来ているのかも知れませんね。