起床時には雨。
しかしながら断続的に降り続くのではなく、降ったりやんだりの天候になっています。
ひょっとしたら、やんでいる時の方が多いかも知れません。
おまけに真冬並みの気温。
“3月って、こんなに雨、多かったかしら・・?”
~なんて思ってみても、詮方ありませんね。
「ああ、母さん、世界がお顔を綺麗に洗ったわね?」
【「炉辺荘のアン」 第14章】
ダイ の言う通りですね。
ちょっと考え方を変えれば世界は変わります。一歩外に出ますと・・。
まるで花と見まがうような
紅い薔薇の新芽は、
雨の宝石を纏(まと)い、キラキラ。
かと思えば、お向かいの庭には
早くも 「沈丁花」 の花が・・。
この花の芳香が漂うように
なりますと、春の訪れはもうすぐ。
秋の 「金木犀」 に負けずとも劣らず、
日本では馴染みのある花木ですものね。
甘い香りも然(さ)る事ながら、
白と赤紫の花が寄せ集まって咲く姿も愛らしいものです。
そして、お正月から咲いていた 「日本水仙」 に代わり、
アン が言うところの 「金色の水仙」(西洋水仙) も開花。
すみれもそうですが、微かに小首をかしげて咲く、
その姿は何とも愛らしく心、和みます。勿論、こちらも芳香は健在です。
そうそう、木曜日には 「リラ」 の苗も届きます。今度は紫色。
こちらは、いつかきたあかりさんにお聞きした通り、
我家で一番寒い場所に植えるつもりです。尤も開花は1、2年後との事ですが・・。