



今時の季節には珍しい菫色の空。意外にもヒンヤリです。
それでも日中は風もなく、穏やかな天気になっています。
空も淡い水色の空。久し振りに雲、一つありません。
今朝は、小鳥の囀(さえずり)も、かなり聞かれます。
「チッ、チッ、チッ・・」、「チュン、チュン、チュン・・」。
中には歯ぎしりするような大きな声を上げる小鳥もいて。
小鳥の井戸端会議? も相当、激しそうです。

【雪柳】
“・・・けだるい日々、太陽の輝く青空、
まだ青草の萌え出ぬ大地に歓び迎えられる俄か雨の柔らかな音、
水仙 や いちはつ や すみれ、淡紅色と白の妖精国と化した
果樹園、小川のせせらぎ、小鳥の美しい歌。
妙なる春の喜びが国中に満ち満ちていた。・・・”
【「アンをめぐる人々」 4.】

心、ウキウキ、ワクワク・・ですね。
それは、四季のある日本でも、
特別のような気がします。
冬の寒さの厳しい、
『アンの世界』 の春は、
想像以上の美しさのようです。↑
そんな中、早くも 「雪柳」 の
花を見つけたかと思えば、
そこにちゃっかり、「カラスノエンドウ(烏野豌豆)」 も。
それにしても・・こんなに早かったかしら・・?

ともあれ、あっちでもこっちでも・・
春の鼓動は高鳴り、うねりのように大きくなっているようです。
桜も咲き、満開の春ももうすぐですね。