【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

路傍の春

2010-03-28 16:06:56 | 路傍の花~道草

【菜の花】

【ナズナ】

     太陽こそ出ていますが、
   今日は真珠色の空になっています。
    起床時の気温は13度。
    まだまだ寒いですね。

    でも、ひとたび庭に目をやれば・・。
  今は蔓日々草が例年以上に満開です。
    まさに青い絨毯状態。

     この花が毒花だという事を
   最近知った訳ですが、ついこの花を
    摘んでいる私に気付きます。

     ポプリにするために。
    口の中に入れなければいいと、
    自分を納得させながら・・。

     さて、昨日は桜だけでなく、
    路傍の花にも・・。

   菜の花で一杯になる土手にも行ってみました。
  満開は、もう少し先ですが、気持ち良さそうに風にゆらゆら揺れていました。

   かと思えば、ナズナ。
  ここでは、「オオイヌノフグリ(星の瞳)」 と共生しています。(青いのがそうです)


【姫踊り子草】


   そして 「姫踊り子草」。こちらの花だったのですね。
  「仏の座」 とばかり思っていました。
  二つの花を取り間違えていました。良く似ていますもの。

   ところで今の季節は桜に気を奪われがちですが、
  他の木もどうしてどうして・・。
  少し赤味を帯びた新芽があるかと思うと、まだまだ裸のままのものも。

   そんな中でリラの木、黄緑色の新芽を出してくれています。
  濡れたようにキラキラ輝いて・・。
  
   この美しい新緑を見るだけでも植えた甲斐があったと・・自負しております。
  花が咲けば、もっと嬉しいのですけれど・・。
  
   後、何日かすれば、どの木にもレースのような若葉が、
  柔らかな陰影を醸(かも)し出すようになりますね。

   “・・・アンは果樹園の大きな灰色の丸石に腰をおろし、
  詩に出て来るような、剥き出しの樺に枝がこの上なく優美に、
  薄赤い夕陽を後ろにして枝垂れているのを眺めていた。・・・”

                                        【アンの愛情」 第20章】

   このように黄昏時の残照に映える新緑もいいですね。
  夜更け、月明かりにほんのり浮かび上がるのも・・。