【リラの若葉】
真冬並みの天候が続いています。
そのせいか昨夜のお月様の
美しかったこと!
白く透き通るように輝く、
真ん丸のお月様に寒さを忘れて
見入っていたものです。
そう言えば今日は満月ですね。
ただ今日は日射しがある分、
日中は暖かく感じます。
ほっと一息ですね。
“・・・部屋の床は静かな
銀色の冷たい月の光を
浴びていた。
アンは開いている窓の所へ行き、外を眺めた。・・・略・・・
ロンバルディの葉は月光を受けて銀のように光っている。
周りの家は今夜はひそひそ囁いているようだった。・・・・・”
【「炉辺荘のアン」 第43章】
残念ながらわが庭は、防犯のために夜目にも煌々と輝いている街灯によって、
『アンの世界』 のような光景は望むべくもありません。
こうなりますと・・「想像の余地」 を働かす事しかなさそうです。
【ヒマラヤ雪の下】
さて、今日も蕾を揃えてしまいました。(雪柳を除いて)
寒さに震えながらも庭の花々は今、躍動感に満ち溢れています。
もう随分長い事、思わせ振りな? 「フリージア」 を初め、
「香りマーガレット」、青色の 「雪の栄光(チオノドクサ)」 等など・・。
かと思えば、「ヒマラヤ雪の下」 は、あちこち、何度も何度も・・。
そうそう忘れてはなりません。いつの間にか庭に咲いた小さな野の花も。
この小さな花の蕾、今年は至る所で顔を出しています。
名前は存じませんが、そのうち名前を付ければいいですね。~なんて。
「・・・ 略 ・・・『歓喜の白路』 はどうかしら?
詩的でとてもいい名前じゃない?
場所でも人でも名前が気に入らない時はいつでも、
あたしは新しい名前を考え出して、それを使うのよ。・・・」
【「赤毛のアン」 第1章】