【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

それぞれの菫

2010-03-18 17:35:55 | リラのお気楽ユメ日記





     起床時は、ほんのり桜色・・ならいいのですが、
    白く濁った桜色・・?
    多分、黄砂の影響なのでしょうね。

     青空が望めた昨日の空でさえ、黄砂が確認されたとの事ですから。
    この黄砂、ここ何年か頻繁になって来たような気がします。
    明らかにこの季節特有の春霞とは違いますもの。

   でも、日中は淡い水色の空が望めてほっとしています。
  何だか私、毎年この時期、「知恵子抄」 状態になっています。







【開花した「ヒヤシンス」】

   



   「私は、水仙 はあまり好きではありませんね。
  これ見よがしの花じゃありませんか」

                              【「炉辺荘のアン」 第14章】

   この時間(17時現在)は又々、曇り空ですが、午前中はいいお天気。
  そんな日溜りの中、たまたま玄関先で、アン好きの友人とバッタリ。

   「匂い菫が咲いたのよ」 「あらっ、そう・・」
  「もっともっと咲いたら、菫香茶(めぐみさん命名)を入れるから、
  その時はいらしてね」 ~なんて、しばしの立ち話。

   そこに通りがかった、ご近所の方も話の輪に・・。
  「あら、私も植えていたわよ。でも種がこぼれ、増えに増えて・・。
  どう仕様もないから、全部抜いてしまったわ」 「・・・・・」

   匂い菫が、そんなに増えるものだという事を
  初めて知りました。

   嬉しい悲鳴こそ上げるでしょうが、抜くなんて考えた事もありません。
  それどころか庭中、青い菫・・なんて、まるで夢のようですもの。でも・・。

   前述の マライアおばさん だってそうですし・・
  それにしても水仙が、“これ見よがしの花” って、笑ってしまいますね。

   (尤も、彼女だから仕方ないという所もあったのですが)
  あの アン だって百日草が嫌いですものね。

   お花なら、誰だって好き・・と頭から思い込む事は、
  止(よ)した方がいいのかも知れません。

   広い世間ですもの、中には薔薇だって嫌いな方が、
  いらっしゃるかも知れませんものね。


   ともあれ、去年までは香りのない、
  ヴィオラで代用していた、【菫香茶】 が頂ける・・。

   それだけでも、ワクワクします。薄荷グリーンの美しいお茶。
  もっともっと増えて・・と願っている私です。