【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花の香りをまとう時

2010-03-22 16:57:17 | 香る庭の花綴り



     こちらは雲一つない快晴となりました。
    今日は空があります。

     昨日の黄砂は全国的だったようですね。
    霞や霧と違って、黄色がかったそれは、
    ロマンティックの欠片(かけら)もありませんもの。

     同時に青空だけでなく、
    白い雲の存在の有り難さも知りました。

   雲が見えるという事は、
  そこに空があるという事に他なりませんもの。

   これが、何日も何日も黄砂に覆われて・・
  ~なんて想像すると、愕(がく)然とします。
  日々、感謝して生活しなければならない事を痛感します。
  







     今日は、いいお天気!
    庭でお茶・・なんて思いましたが、
    時期的に、まだまだ早いようです。当然ですね。

     それに 「野村紅葉」 の下に置いているテーブル、
    まだ紅葉に葉っぱがありませんので、目隠しになりません。
    座ってみましたが、やはりいつもと勝手が違い、落ち着きません。

   ただ、そこには・・。何とも言えない、いい香りが漂っています。
  「匂い菫」、「ヒヤシンス」、開花こそしていないものの、
  蕾を付けている 「フリージア」、はたまた 「ラベンダー」・・。

   



    シュリンプは念入りに身づくろいをした・・・・・
  庭で初めての牡丹が開いた。
  「そこいらじゅう、詩でいっぱいね、母さん?」
  と、ウォルターが言った。
             【「炉辺荘のアン」 第15章】
   【注:シュリンプは猫の名前】

   


   言うまでもなく、↑ の描写は、6月の 『アンの世界』
  牡丹の開花こそありませんが、既に開花した花があり、花の香りに包まれ、
  次の開花を首を長くして待つ今は、ウォルターの言葉通り、
  そこいらじゅう、詩でいっぱいな気がします。それにしても素敵なフレーズ!   

   そうそう、植えた覚えのない淡いピンクの 「ヒヤシンス」 が開花しました。
  こんな事ってあるのですね。(冒頭の写真)

   そして、「蔓日々草」。
  二種類の葉っぱのそれが、あっちでもこっちでも今、満開です。