こちらは雲一つない快晴となりました。
今日は空があります。
昨日の黄砂は全国的だったようですね。
霞や霧と違って、黄色がかったそれは、
ロマンティックの欠片(かけら)もありませんもの。
同時に青空だけでなく、
白い雲の存在の有り難さも知りました。
雲が見えるという事は、
そこに空があるという事に他なりませんもの。
これが、何日も何日も黄砂に覆われて・・
~なんて想像すると、愕(がく)然とします。
日々、感謝して生活しなければならない事を痛感します。
今日は、いいお天気!
庭でお茶・・なんて思いましたが、
時期的に、まだまだ早いようです。当然ですね。
それに 「野村紅葉」 の下に置いているテーブル、
まだ紅葉に葉っぱがありませんので、目隠しになりません。
座ってみましたが、やはりいつもと勝手が違い、落ち着きません。
ただ、そこには・・。何とも言えない、いい香りが漂っています。
「匂い菫」、「ヒヤシンス」、開花こそしていないものの、
蕾を付けている 「フリージア」、はたまた 「ラベンダー」・・。
シュリンプは念入りに身づくろいをした・・・・・
庭で初めての牡丹が開いた。
「そこいらじゅう、詩でいっぱいね、母さん?」
と、ウォルターが言った。 【「炉辺荘のアン」 第15章】
【注:シュリンプは猫の名前】
言うまでもなく、↑ の描写は、6月の 『アンの世界』。
牡丹の開花こそありませんが、既に開花した花があり、花の香りに包まれ、
次の開花を首を長くして待つ今は、ウォルターの言葉通り、
そこいらじゅう、詩でいっぱいな気がします。それにしても素敵なフレーズ!
そうそう、植えた覚えのない淡いピンクの 「ヒヤシンス」 が開花しました。
こんな事ってあるのですね。(冒頭の写真)
そして、「蔓日々草」。
二種類の葉っぱのそれが、あっちでもこっちでも今、満開です。