どこで出会ったかは覚えていないんだが、偶然読んだ「木曜日のフルット」
漫画家の石黒正数さんの作品だった。
フルットがきっかけで「それでも町は廻っている」を知り、古本屋で買い集めだした。
他にも何冊かの単行本が出版されていることは知っていたが、なかなか出会えなかった。
「ちゃんと正規で買えよ!」って自分でも思ってはいるんだけど、懐がね・・・
ところが!
先日、久しぶりに自宅そばの古本屋で「ネムルバカ」や短篇集を見つけてしまい、セール中で半額になって
いたこともあり、すべて購入してしまった。
石黒さんの作品は本当に面白い。
一回読んだだけでは理解できないと言うか、味がわからない。
何度も読み返すうちに、ドンドンと引き込まれていく。
スルメみたい?
うまく説明はできないが、SF的なものも感じる。
僕的には、微妙に吾妻ひでお先生とダブっているようにも思えてきた。
特に短編集の作品は、「不条理日記」を思い出させてくれる気がする。
「探偵綺譚」
これはしっかりと「SF」だろう!
嵐山だけでなく紺先輩も登場するのが、ステキ!
タッツンの名前が違っていたけど・・・
「カラクリ」
これなんか、どこから見ても「SF」だ!
主人公?の女の子が微妙に鯨井さんか紺先輩?ってところもすばらしい!(
個人的に大好きなキャラクターだからね)
ネムルバカの続きも読みたいなぁ・・・