goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

短期入院のミニトレGT50

2016年05月30日 | オートバイ

数年前にモトプランニング製ボアアップキットを組み込んだ、ミニトレ君が短期入院してきた。


オーナーさんが、72ccエンジンを入手されたとのことで、すでに換装状態での持ち込み。


ボアアップしたエンジンは、もう一台のミニトレに搭載予定とのこと。


今回の入院目的は、電装系の接続とオイルポンプ周りの確認。







まずは点火系の確認作業を開始!


エンジンはGR80とのことで、電装系はミニトレを使用したらしい。


コンタクトブレーカーの接点は微妙な感じだったが、ギャップも取れたので、まずは今の状態で作業を進める。







コンタクトブレーカーのヒールが擦れるカムの表面が、サビで荒れていたので、軽く研磨して組み込んだ。


もちろん例のフェルトには、オイルを染み込ませておく。


とりあえずギャップ調整をやって・・・







さて


オイルポンプをやるか!


車両持ち込み時にオーナーさんを一緒に確認したんだが、どうにもオイルポンプの動きが怪しかった?


なぜかプーリーが完全に元の位置まで戻ってこない。


目視での判断では、プーリーとオイルポンプ本体の隙間に、汚れが溜まって動きが渋くなっているようだった。







エンジンから取り外しても、やはりプーリーの動きは渋い・・・


しかも最小ストロークが確保されていない。


って言うか、ストロークしてないし!







あいや!


かなり汚れている。





分解して各部の点検を始めると・・・







どうもチェックバルブの機能していない感じ?


このタイプは、注射器で内部のクリーニングをするんだが、両方向ともスカスカ・・・


ゴミか何かが詰まってしまい、塞げなくなっているんだろうか?


クリーナーを流し込みながら、注射器で吸い出してみると、「スポっと!」黒いゴミが飛び出してきた。


これで普通に動作するようになった。


最悪は、手持ちの部品と交換することも考えたんだが、なんとかなったみたいだね。







次に問題は、プーリーの動作だけど、どうやらリターンスプリングが変形しているようだ。


コレばかりは適当に修正したくなかったので、手持ちのオイルポンプから拝借して組み上げることにした。





次は電装系のつなぎこみ?







オーナーさんが使用した電装系の配線は、テープグルグル状態で、テープを剥がすと、こんな状態だったみたい。


おそらくマルチコネクタータイプの配線を、ギボシタイプに変更したかったんだろう。


車体側ハーネスからの接続はマルチコネクタータイプなので、なんらかの加工が必要になる。







両方ともギボシ端子に交換することも考えたけど、将来を考えてマルチコネクターに統一した。


まぁ、ちょうど手持ちの部品があったからなんだけどね。







さっそくマフラーを取り付けて、スパークプラグに火花が飛ぶことまで確認して、本日の作業は終了!


明日は、オイルポンプのエア抜きをやって、公道デビュー予定!







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