整備を進めている車両にも、外付けコンデンサーを検討し始めている。
問題は、容量をどうするか?
当時のヤマハさんのスペックでは、0.22マイクロだった。(マニュアルにも記載されてる)
んが、部番変更等で現在入手できるものは、0.15マイクロになっている。(確認済み)
まぁ、メイカーさんが変更かけたんだから、根拠があるんだろう。
コンデンサーの容量が大きくなると、コンタクトブレーカの接点間に発生する火花は小さくなるはず。
逆に、コンデンサーの容量が小さくなると、火花は大きくなる。(発生頻度が高くなる)
さて・・・
でも、容量を大きくすると言うことは、一次側の発生電圧も低くなるはず。
答え合わせ・・・?
0.22マイクロを使った場合は、160ボルトくらい?
ストレージオシロぢゃぁないので、細かい部分まではわかんないけど、参考になると思う。
0.15マイクロの場合は、190ボルトくらいまで延びてる。
う~ん
二次側の発生電圧は、測定器の関係で測定できないが、この差は影響すると思う。
でも・・・
実際に走らせてみると、あんまり差を感じない。(俺が鈍いのかも?)
これは試しに測定したHX90の波形なんだけど、230ボルトくらいまで延びてる!
HX90の場合、実験的にイグニッションコイルへの供給電圧を16ボルトくらいまで昇圧している。
その関係で、数値が延びることは予想できた。
まぁ、コンデンサの値も一致していないので、比較対象としてはちょっちね。
発生電圧が大きいと言うことは、接点の劣化も早いわけで、かなり荒れていた。
やはりコンデンサが要らなくなる、セミトランジスタ点火は、効果が期待できる。
コンデンサに発生電圧が食われることもないし、だからと言って接点も荒れにくい。
早急にセミトランジスタ点火の実験をやるべきかもしれない。
YH0007
YA0002