まずは本日受け取ったHX90用のオイルポンプから。
外観的にはまずまずの状態?
最小ストロークは0.2ミリだったので、調整下限には達していない。
最終的には、規定値の0.25ミリに合わせる。
駆動シャフトを抜く前に、スタータプレートを外してみると、なかなか素敵に錆びてる。
このままでも抜けそうな気がするけど、本体内を傷つける恐れがあるので、耐水ペーパーで綺麗に処理する。
チェックバルブの機能を確認してみると、機能的には大丈夫みたい?
でも、真っ黒いオイルが出てきたので、内部のクリーニングをすることにした。
各部品のクリーニングが終了!
チェックバルブ内は綺麗にしたけど、ノズル部分に傷があったので、念のために半田で補強しておいた。
そのままでは漏れが心配なので、注射器を使って耐圧チェックもやっておいた。
偉そうなこと書いてるけど、単純に水の中でエア漏れを確認するだけ。
駆動シャフト内の「栓」は、じっとしてたので、こちらも念のために追加の補強をする。
駆動シャフト以外の部分は、オイルシールを交換して、本日の作業は終了!
接着剤が固まったら、組み上げて最小ストロークの調整を行う。
こちらは、作業途中だったポッケのオイルポンプ。
このタイミングで、オイルシール類の交換と最小ストロークの調整を行い作業は終了!
オイルポンプの作業って単純なんだけど、やはり気を使うんだよね。
なんといっても、2ストロークエンジンにとって命だから!
YF0009