常連さんからお預かりしたFS1のオイルポンプ
外見的には非常に綺麗なんだけどスタータープレート付近からオイルが滲むとのこと
まずはスタータープレートを外してみると、シャフトは綺麗でもオイルシール表面がデコボコになってる
あまり見たことない状態
もちろんオイルでデロデロ
早速分解してみたら、プランジャーシャフトに虫食いがある
それもかなり酷い状態
ここまで酷いのは初めてかも?
位置的にもオイルシールのリップ部なので、このまま組むわけにはいかない
しかたがないので手持ちの部品の中から状態の良いプランジャーを選んで交換することにした
後部のオイルシールを外してみたら内部に水が!
しかも残っていたオイルは白濁している
昨日まで走っていた車両なので、もしかしたらオイルタンク内に水が混入している可能性がある
早速オーナーさんに連絡して確認してもらうことにした
何度も言ってるけど、オイルポンプは外観で判断してはダメだと言うこと
一通り部品を確認
「栓」は緩んでいなかったけど、念のために追加で固定した
不思議だったのはプーリーの刻印
左側がお預かりしたオイルポンプについていたもの
右側がミニトレのオイルポンプから外したもの
両方とも刻印は「181」なのにプーリーの形状が全く異なっている
刻印は適応車種の判別基準にならないってことか?
一生懸命にオイルポンプのデータベースを育てているけど、刻印が基準にならなくなると困る