フルメタルパッド？ でも命を預けるには・・・

スクータに乗ったおばさんがやってきて・・・

「後のブレーキが効かないんですけど、見てもらえますか？」と

ちょうどMR50の点火時期調整を始めたところだったので普通だったら出直してもらうのだが、
ブレーキなのでこのままでは危険だ！

しかもほとんどのおばさんたちはこのまま乗って帰ってしまう場合が多い！

レバーを握ると確かにまったく効いていない感じ！

ブレーキパネル側のアジャスタを調整すると充分に効くようになった（つまりまったく調整して
いなかった）が、空気圧もめちゃくちゃ低い！

フロントタイヤも指で簡単に変形するので、やはり低かった・・・が！！！

が！！！

が！！！

なんだ！？　このローターは！

なんだこのパッドは！？

ロータは既に手でも歪みそうな薄さになっているし、パッドは・・・ない！！！

ベースプレートでロータを締め付けている状態！！！

リヤのブレーキはまったく効かず、フロントは・・・（写真を見て欲しい！）

部品はないし・・・しかも

「介護の仕事をしているので、明日も乗りたいんですが」と・・・

「自分の介護が必要になるぞ！！！」 （心の叫び）

このままでは、乗りかねないので自分用に隠しておいたロータを使用して修理することにした。

分解してみると、恐ろしいほどの状態！

ロータは手が切れそうな感じだし・・・

ベースプレートも端のほうは既になくなっているし・・・

ピストンはもう少しで抜け落ちるほど、飛び出しているし・・・

フルメタルパッド状態だが、命を預けるにはいかがなものかと？

ロータとパッド（パッド部分はないけど）は店に飾っておくことにした。

教訓として？（店に来れば見れます）

ちなみに、リアブレーキレバーのシャフトは手で抜けるほどに緩んでいた・・・

なんとか雨にならなかった土曜日に

午前中は雨が降りそうな空だったが、なんとか一日もってくれたので助かった！

雨が降ると、どうしてだか店内が狭くて仕事が進まない当店？？？

効率を上げようと普段外に出していなかったF5S君に日光浴（曇りだったが）をさせてあげた。

ついでにエンジンをかけて試乗会！

FS1と同系統のエンジンとはいえ、4速ミッションでまったりとしたセッティングなのでのんびり
走れるのだが、すこし物足らない気もしてしまう。

時間ができたら吸気系に手を加えてみようか？

ロータリーバルブなので、純正のディスクを入手しておけばカリカリ削ってしまっても、簡単に
元に戻せる！（良いことなんだか？）

ただハンドルも気になってしまうので、どうせなら・・・と

結局FS-1になってしまいそうだ！

午後、HS90のオーナーさんがトラックで引き取りにきてくれたのだが・・・

荷台にはすでに二台のオートバイが・・・

AS-1CとFS-50だ！

FS-50は特にきれいだが、タンク内の錆がひどいのが残念！（充分復活可能なレベル！）

一難（台）去って、また一難（台）？

仕事なので「難」ではないのだが・・・

HS-90君が退院していった矢先に、お客様から電話が入りMR50がエンコしてしまい、救出願いが！

急にエンジンが停止してしまい、近くのオートバイショップ（自転車屋さん？）に持ち込んだが、手に
おえないとのことで、引き取りに行った。

まずはキャラバン君に載せて帰宅することにした。

明日中に仕上げて届けないと、来週はミニトレ君が入院してくる予定！

このミニトレ君もかなり手を入れないと元気になりそうもない状態・・・

さてさてどのように作業を進めようか・・・

久しぶりの東北

久しぶりに仕事で仙台に向かっている。

仙台はいろいろと思い出のある街だ。

最初は20年くらい前に仕事で10日間ほど滞在したことがあり、そのときに気に入っ
て毎日のように通った喫茶店があった。

時間があればぜひとも立ち寄って見たいが・・・毎度のことでバタバタすることは
わかりきっているのでちょっと心配だ。

新幹線で東京を出発、最初にとまった駅が・・・「上野」？京浜東北線みたいだ！

次が・・・「大宮」で、その次が「仙台」！？

所要時間は2時間弱！

さすがに速い！

そう言えば・・・昔乗ったひかり号は各車両の自動ドアの上に現在のスピードが表
示されていた記憶がある。

別に200km出たからといってどうってことないのかもしれないが、あった方が
ちょっとわくわくする気がする。

拾得物なんだ

日曜日の午後、近所の子供達が大きくラブラドールをリードなしで店に連れてきて・・・

「すみません、この犬の飼い主を知ってますか？」

どうやら迷い犬のようで、一人の男の子家の前にいたとのことで、日曜日と言うこともあり
友達が集まって男女合わせ6人もの捜索隊が結成されている。

中の数人は通りがかりに良く挨拶していく子供だったので、僕のところに来たのだろう。

ただ、このラブラドールが肥えていてさすがにもてあましたようだ。

しかも熱さで参っているようで、水を上げたら喜んで飲んでいる。

散歩中に見かける犬ではないので、離れた家の犬かもしれない。

近所の肉屋さんにも聞いてみたが知らないそうなので、石○井警察署に電話をして保護
をしてもらった。

最初に現れた自転車のお巡りさんは、さすがに連れて行けないのでパトカーの応援を要請！

それはもう大騒ぎで、パトカーが来て3人がかりで連行していった！
（本当に連行と言っていた）

しばらくすると・・・

自転車で最初に現れたお巡りさんからの電話で・・・

「拾得したのは何時くらいですか？」（拾得物ですか、ワンコは？）

「飼い主が現れるまで飼ってもらうことはできますか？」　と・・・

犬は好きだけど、自宅の環境では飼えないし、仮に一週間程度飼ってしまうと、飼い主
が現れても返したくなくなりそうなので丁重にお断りした。

早くご主人様のところへ帰れるといいね！