モダン・タイムス

ちょっと変わった斑入りのバラに

つけられたネーミング…


モダン・タイムスといえば、やっぱりチャップリンを思い浮かべますね。





映画で有名になった

「スマイル」は、チャップリン自身が作曲したのでしたね！

あの次から次へと歌詞が自然に口をついて出てくる、

無理のないメロディーが好きです。


最近は、たまにCMで流れているのを聞きますが、

聞くたびに、あの

笑いとペーソスの入り混じったチャップリンの映画を思い出します…。(。-_-。)


そんな、複雑な気持ちにぴったりのバラでした。

カルメン

オペラでは、奔放で魅惑的な悪女として

描かれていますね。


数年前、オペラ「カルメン」を鑑賞する機会がありまして

その時のカルメン役は、私のイメージしていたカルメンとは少し違っていたのですが

ちょうどその時、後ろの席から

「 前から不思議に思っていたんだけど、なぜカルメンはあんなに蓮っ葉な女でないといけないのかしら？
一度、演出家に訊いてみたいわ 」

…という、
少しとんがった女性客の声が聞こえてきたのです。

どうやら、ご贔屓歌手のスカートをまくり脚を出すなどの演技に、ご不満の様子…。

続いて、

「もっと上品なカルメンでもいいんじゃない？」

とのこと。

( ふむ、上品なカルメン…ってどんな？)


このご意見を、
たまたま終わってから、知人でもある演出家の先生に冗談めかして伝えたところ、

ひとこと

「上品だったら、カルメンにならないでしょ？」

…と、サラリと躱されました。(^^;;


写真のバラの名前はカルメン、

誰もが予想できる華やかな大ぶりの花ですが、

メリメの原作では、カルメンがくわえていたのは白いアカシアだそうです。


いつの間にかアカシアが赤いバラに変わってしまったのですね。

そういえば…白いアカシアには、

蓮っ葉はイメージは、どこにも感じられませんね！