
単なるラブコメディかと勘違いしてしまいそうな邦題...。
インパクトのある題名をつけようとして
悩んだ末に付けた題名が
『世界一キライなあなたに』
と言うのは、どうなんだろう...。💦
誰でもが羨む青年実業家がバイク事故の後遺症で脊髄損傷になり
車椅子生活を送っているところに
明るく元気なだけが取り柄の奇抜なファッションの女の子が
介護アシスタントとしてやってくる。
端正な顔の青年と
ファニーフェイスの女の子は、
当初は、まったく釣り合わない印象で
やる事なす事、ミスマッチ極まりないが、
互いに打ち解けてくるに従って、
映像的にも、自然に違和感なく観られるようになってくる....
そこが映画では、恋愛感情の芽生えの経過を表しているように思えるほど、
主演の2人が上手く演じている。
ただ、このストーリーは、
“安楽死の選択”という
とても重いテーマを観るものに投げかけていて
単なるラボコメディのような楽しみ方はできない。
最後の2人の再会のシーンでは
観る者の“願い”を予測した上で、
わざと、予想外?の結果を突きつける。
最後の最後まで、期待を持たせておいて裏切られた思いだ。
悲しい…😢
なので、☆は4つ。
しみずゆみ
