声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

大きな声の理由

2017-10-23 21:05:04 | 最近の話題
高崎駅で新幹線を降りるときに、

デッキで5、6人のオジサングループが

「…市長に叱られるだんべ 」

と大声で談笑していた。

その前の言葉は聞こえなかったが、
誰かに聞かれるとマズい話だろうに、悪びれた様子もない。

( どこぞの市議さんたちかな?)


なぜ、連んで大声で話すのか…同じ車輌なら全部話の内容が聞こえてきただろう。


それでなくても60、70代前後の男性は声が大きい。

夫も最近、声が大きくなった。
きっと、自分の声が聞こえにくいからだ。

動脈硬化なども起因しているらしい。

完全に聞こえないワケではないし、補聴器を使うほどでもないので、気づかない人も多いが、

たぶん、キーンという小さな耳鳴りなどもあるはず、
そのため自分の声も聞き取りにくくなるため無意識のうちに、声が大きくなる。


声といえば、昨夜のTV東京の選挙特番で
池上さんが選対本部にいる安倍総理にインタビューしている際、

マイクで当選者発表する声が大きすぎて、インタビューが聞きづらい場面があった。

とても不快で、故意にやっているような印象も受けた。

めでたいはずの当選発表の声も、タダの騒音でしかない。

どちらかといえば耳が敏感な私のような人間には
苛つくシーンだった。

あれでは、
自民党の内部で池上氏をよく思っていない空気がある?のではないかという憶測を呼んでしまう。

政治家になる人が、あんな子供じみた嫌がらせをするのだろうか?

もし、そうだとしたら政治家の器ではないよね。




しみずゆみ🤧

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落下物と避難場所

2017-10-22 07:46:19 | 最近の話題
津山の中国自動車道で痛ましい事故が起きた。


ニュース報道の直後、思ったのは

中国自動車道の狭さ…だった。

車で帰省する時にいつも通る道なのでよく知っているが、

ガードレールの外に、どれほどのスペースがあったか?と考えたが

人が避難できる場所が思い浮かばなかった。

案の定、被害者の親子は路肩に避難して救助を待っていたというが…

やはり、そこは決して安全ではなかった。

ガードレールの外にいたとしても路肩が狭くトレーラーが横転してぶつかって来たら巻き込まれる可能性は大きい。


この事故を避ける方法は、あっただろうか?と考えてみた。

まず図面をみて思ったのが、
タイヤが追越車線に落ちているという事だ。


1つ目の回避する方法としては、

この場合、追越車線ではなく走行車線を通行していればタイヤに乗り上げずに通過できたかもしれない。


2つ目に、タイヤに乗り上げて事故を起こした経緯からすると、
次の車も乗り上げる可能性を予想できる。

そこで、タイヤの落ちている場所より前ではなく、

進行方向とは逆の、タイヤが落ちていた場所より後ろの方向に歩いて数メートル移動した方が安全だったのではないか…

そうしていれば、トレーラーに巻き込まれる可能性が回避できたのではないかと思う。




この道は、帰省時に過去に何度も通っているが、暗い夜間はタイヤが落ちていたとしても避けられない。

今回の事故は、タイヤを落としたトラックが落下させた事に気付かず高速警備隊に通報しなかった事に、そもそもの原因がある。

落とした直後だったのだろうか?

とにかく、よく調べてほしい。


それにしても亡くなった母娘は、運が悪いとしか言いようがない。

娘さんは教員採用試験にも受かって来春から岡山市内の中学校で数学の先生として採用されることが決まっていたという。

母親も、歯科技工士として広島市内で働き、休暇を取っての親子水入らずのドライブ旅行を楽しみにしていたという…。

気の毒でしかたない。


早急に、高速道路の落下物対策と、緊急時に安全な避難場所を確保できるよう対策を講じてほしい。

今日は大雨…。


しみずゆみ

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静かな週末

2017-10-20 20:48:23 | Diary
県外出張で高崎発9時すぎの新幹線に乗るため、
前橋発7時49分の電車に乗るつもりで、自宅を6時40分に出た。

通勤通学時間帯で、いつもなら30分で到着するはずが、途中、事故渋滞もあって前橋駅まで50分近くかかった。

もし間に合わない場合は一本遅い8時6分に乗るつもりで、

南口の立体駐車場に車を止め、ゆっくり歩いて駅構内へ向かった。

その途中、

あれっ?と思った。


(どうして、こんなに静かなんだろう)


構内に入ってみると8時前だというのに、
人もまばらで、制服姿の高校生が数人…

乗降客の少ない時間帯だったのか駅構内も閑散としていた。

平日の朝の風景にしては、あまりにも静かなのに違和感があった。


雨のせいだろうか…。


7:49高崎行きの電車に間に合った。

席はほぼ埋まっていて乗客もそこそこ乗っているのに雑談する乗客もなく、

目の前の高校生らしい男子が身体を斜めにして居眠りしているせいで二席分を占領しているのが気にはなったが、

15分程度の乗車時間だし、わざわざ座ることもないだろう…、

それにしても、この子はどこの学校の生徒だろう…と眠り呆けている無邪気な顔を見つめ続けた。

男声の低いトーンで車内放送が流れた。

聞かせようという意思が全く感じられず事務的にこなしているだけに聞こえたが、

まるで、眠っている子を起こさないような配慮がなされているような、活気のない電車内に相応わしいアナウンスだ。


澱んで湿った空気は雨のせいばかりではないように思えた。

車窓は、乗客の人熱で外の景色を曇りガラスのように遮り、

車輌は外と隔離された無言の異次元の世界だった。

息苦しさで、呼吸困難になりそうだ…。


高崎駅のコンコースにあるコンビニでお茶とチョコレートを買って新幹線に乗ると、

途端に息苦しさから解放された。


このところの選挙戦の模様は、メディアの中だけで盛り上がっているようだ。

まさに異次元の世界で行われている選挙戦のように思えて仕方ない。

私の周辺は静かなものだ。

街頭でも、候補者を一度も見た事がない。

こんなに盛り上がらない選挙が、嘗てあっただろうか?

きっと選挙の前も後も、私の住む街の周りでは何も変わらないだろう。















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込められた親心

2017-10-18 18:47:42 | Diary


若い頃に比べて、忘れっぽくなっているのは仕方ないにしても、

法事に出かけるとき数珠や袱紗などを探すのに、バタバタとクローゼットの奥を引っ掻き回すのが常の我が家。


そんな折、

数日前に義母宅へ立寄った夫が持ち帰ってきたのが「お念珠袋」という数珠入れ。


亡くなった義父用に購入したが、一度も使わなかったものらしい。



その箱を開けてみると、
一枚の新聞記事の切り抜きが入っていた。



愛媛県で起きた電動車イスの老女がスズメバチに50分間も刺され続けて亡くなったという痛ましい事故の記事だ。

きっと、夫の蜂毒アレルギーを心配した義母が、入れたものだが、

この記事の被害者と義母が偶然にも同じ年齢だということに私は引っかかった。

義母としては何か特別な思いがあったのではないか…。


この記事で一番、気になるのは

50分間もの間、被害者が刺され続けたという事だ。

駆けつけた救急隊員も、近づけなかったという事実に愕然とする。


私は、その事に強い憤りを感じる。

これでは、

まるで燃え盛る火事の現場で、誰も助けに入れなかったというのと同じではないか。


残酷すぎる…。


で、私がもし、その場にいたとしたら

どうしたか…。

やはり、男性介護士同様に何もできなかったのだろうか…。


私の場合はスズメバチには一度も刺された事がないので

おそらくアナフィラキシーショックをすぐに起こすことはないと思う。

現場にいたわけではないので、詳細はよくわからないが、

なんとかして老女を助けようとしたかもしれない。

火事場の馬鹿力で、刺されながらもお婆さんを抱えて逃げたかもしれない。

この新聞記事をみた時に、実はどうすれば助けられたかを、真剣に考えた。


現場の状況がわからないので、何とも言えないが…。

救急車を呼んだ時の状況説明の悪さも問題だ。

介護スタッフの説明不足か、通報を受けた救急隊員の勝手な思い込みか…。

もう一度、しっかり検証してもらいたい。

そうしないと、亡くなった老女がうかばれない。


…で、義母がなぜこの記事を数珠袋の入っている箱に入れたかだが、

おそらく、
蜂毒アレルギーを持つ息子への警告と、

自分と同い年の老女の悲惨な最期を悼む

やるせない思いが込められているのではないかという気がするのだ。


では、もし義母がハチに襲われそうになったら、どうするか。

私は、自分が刺されてもハチと闘うだろうと思う。

ぜったいに、義母を守る。

それは、息子たちの場合でも、蜂毒アレルギーの夫の場合でも同じだ。


そのためには、蜂の巣がありそうな場所に行ったり、通る時は、

①殺虫剤スプレーを常に持ち歩く

②防護服代わりの雨具やコートを常備する


以上の2つを実行する。

そう心に決めた。






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パーティへのお誘い

2017-10-17 09:23:25 | Diary
数日前の夜のこと、

夕食を済ませ、ぼんやりとTVを見ていると、

いきなり家デンのコール音…

着信番号は県内ではありましたが、全く覚えがありません。

「こちらは、高崎駅近くの◯◯と申しますが…
シミズ様のお宅でしょうか?」

名前を訊かれると、
なんとなく安心するもので

「そうですが…」

と応えると、

「30歳前後の息子さんがいらっしゃいますよね?」

…とのこと。


「おりますが…」


と、つい答えてから少し不安になりました。

( なんだなんだ?新手のオレオレ詐欺か?)

と構えると、

「結婚のご予定はありますか?」

「はっ⁈」

「婚活パーティーのお誘いなんですが…」


…どうやら、

参加する人がいない?とみえて

婚活業者が適当な年頃の男女を子供に持つ家庭を対象に電話している様子。

「お気持ちは嬉しいのですが、息子は都内にいて帰ってきません」

と丁寧にお断りしました。



相変わらず息子たちからは「彼女」の「か」も「結婚」の「け」も出てきませんが、

これも親心でしょうか…
少し気持ちが、動いたのは事実です。


それより気になったのは、息子がいるという事がどこから漏れたのか…。

ちなみに家デンは、引越しで何度も変えているし夫の名前になっているはず…

どこかで個人情報が漏れている??



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記事の信憑性

2017-10-17 08:54:39 | 最近の話題


庭では、バラが咲き始めています。
春ほどの勢いはありませんね。


最近は、ネットのニュース記事やコラムを読むことが日常茶飯事になっていますが


今朝もAERA10月23日号ネット配信の記事を読んでいて脱字を見つけました。


小池さんの関連の記事でしたが、

「出馬できかった」→「な」が抜けています。

編集者の名前入りの記事でしたが、

なぜ、こんな初歩的なミスをしてしまうのだろうと考えました。


そして、

( 今ごろ、誰かから指摘されて編集者のK・Sさんは慌てているのでは?)

と思い、

30分後には差し替えられて、直されているのではないかと思ってみましたが、

今も、そのままになっています。


ネット配信記事は、簡単に差し替えできないのですか?


誤字脱字は、ダブルチェックすれば普通は防げますが、

ネット配信記事では、そんな基本的な作業も行われていないのでしょうか?

プロの編集者として活躍されている方ですよ。


素人の書くblogとはワケが違うのです。😅


誰でもがわかる誤字脱字は別として

ネット配信記事には信憑性が疑われるものが増えていることも指摘されていますが、


正しい情報か否かは、あくまでも読み手の判断で、

出どころが不明のものを読まされ、それを信じてしまう読者も多いのは事実です。


私も、その1人になっているかもしれない…😓

そう思いまして、

たまたま図書館に行った際に見つけた新刊本コーナーにあった本を借りてきました。


“真偽”を文章から分析して見分けるための方法は
参考になります。



今日も朝から霧雨…🌧

洗濯物が乾きません。


しみずゆみ☕️





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クセはうつる

2017-10-16 17:11:00 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
毎月、定期的にボイスレッスンを請け負っているクライアント企業でのことです。


受講者全員が女性で、私が冗談を言うと皆さん大笑いしてくださるので、

とても楽しいレッスン風景なのですが、

先日、ちょっと困ったことがありました。


1人ずつ前に出て自己紹介の練習をする際に、

なぜか

「どうぞ〜よろしく〜お願いいたしま〜す!」


と妙なクセがついてしまっている人が数人…。


そこで、

( あっ!)


と、思い当たったのが選挙カーのウグイスさんのイントネーション。


オフィスビルの中にいても、外部の音は聞こえますものね。

受講者たちは、全員が無意識のうちにウグイス嬢の口調を耳で覚えてしまっていたのです。


自然なイントネーションに直すのに、いつもの倍くらい時間がかかりました。😓


もちろんウグイス嬢のトークを否定するつもりはありません。

移動する車の中からは、耳につくようにアナウンスしなくてはいけないので、

わざと独特のイントネーションで呼びかけているのです。


でも日常生活で話す場合、
語尾が伸びたり強くなりすぎるのは好ましくありません。

特に、初対面の自己紹介では良いイメージを与えません。


(これ以上クセがつかないように…)

と祈りながら帰ってきました。


投票日まであと、6日…。


雨の中、ウグイスさんもお疲れさまです。💦


しみずゆみ



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インタビューを受ける

2017-10-15 12:43:41 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス


10月15日の前橋広報に挟まれている前橋市男女共同参画情報誌「新樹」34号に掲載していただきました。


長年、インタビューの仕事をしてきた自分がインタビューを受ける立場になると、

つい、後の編集のことを考えてしまうのですが、

いざ、インタビューが始まると、そんなことなどお構いなしにペラペラと喋り続けるオバさんになりました。😥


ラジオのインタビューでは、5分のコーナーのために1時間以上のインタビューを録ってくるのが日常茶飯事でしたが、

その後で、編集室にこもり、

切って繋ぐ作業を何時間もかけて黙々とやっていたものです。

その苦労を知っているはずなのに、私ときたら、すっかり忘れて、喋り続けました。😓

FM GUNMAに取材に来てくださった新樹スタッフの皆さんを前に、1時間以上は喋ったでしょうか…

雑談を入れると、2時間近くかかっています。


( 編集…大変だろうなぁ、どんな記事になるのかなぁ)

…と内心、心配でしたが、
上手くまとめてくださって、感謝です。

前橋市男女共同参画情報誌「新樹」スタッフの皆さま、ありがとうございました!


しみずゆみ ✨


取材記事は、ずっと下のほうです、スクロールして読んでいただくと嬉しいです。

経歴ご存知の方は、「いまさら…」って感じかも。😅



http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/517/518/p001722_d/fil/sinjyu34.pdf

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ドラマと視聴率

2017-10-15 07:27:14 | 映画・ドラマ
10月に入ってから新しくなった朝ドラ…

初回だけで、観るのをやめた。


理由は、いろいろあるが“ウケ狙い的要素”にシラけてしまったのが原因だ。


子供が大切な客人にお酌をするなんて、いくら大きな商家とはいえ、ありえないと思ったのだ。

こういうミエミエの演出が嫌いだ。


それと、前作が昭和の高度成長期を背景としていたのに、

今回は、またもや古い時代に戻ってしまい

なんだか、

( もういいかな…)

と、思ってしまった。

申し訳ないが、今回は出演者にも「ひよっこ」ほど魅力を感じなかった。


そんなわけで前作が終わったときに観るのをやめた大河ドラマに続いて

朝ドラを観る習慣をやめた。


そうする事で、何が変わるのかはわからないが

少なくとも、出張先で朝ドラを観ることはなくなる…

仕事前の貴重な朝の15分間をドラマに費やすことなく、仕事モードに入れるかもしれない。


観るのをやめたのは、

今回の番組改編で日曜から土曜に動いた

『題名のない音楽会』も…である。

土曜はスケジュール的に無理だ。


そもそも、五嶋龍氏が降板した時点で興味が失せていたので、

ちょうど良かったのかものかもしれない…。

TVはラジオと違って、何かをしながら…が、無理な分、どうしても時間的拘束がある。


反面、何が何でも観たいドラマもある。

12日から再開した木曜21時の『ドクターX』は、

豪華なキャストとストーリー展開に惹かれる。

シリーズものは、どうしてもマンネリ化しやすいが、脚本もよく練られていて面白い。

初登場“ソンタクくん”の今後の活躍も楽しみだ。


昨日の講座のフリートークでも、

受講者から、
「なんでも話を聞いてくれるAIロボットが欲しい」というのがあった。

ドラマは、なるべく視聴率が高いものを観ておくと共通の話題で盛り上がりやすい。

『逃げ恥』を一度も観なかった私は、世間の話題に乗り遅れ、ついていけなかったこともあった。

もし以前のように生放送をやっていたなら、やはり、それはパーソナリティの姿勢としてはNGだ。


ドラマは共通のネタとしてコミュニケーションに役立つ。

先だって終わった『やすらぎの郷』の話題では、
伊豆下田のコンサートで一緒になった初対面のキーボーディストと大いに盛り上がった。


視聴率の高い朝ドラも観ているだろうと思っていたが、これが、なぜか私の周りでは意外と少なく、使えなかった。

特に朝ドラは仕事に出かける前の忙しい時間に、観ている余裕はない、という人が多かった。

20%近い視聴率は本当なのだろうか…。💦

視聴率調査の方法は、任意の家庭にモニターを置いて調査するらしいが、

今時、そんな方法で正確なデータが得られるのだろうか?

そろそろ、視聴率調査の方法を変えてみたほうがよいのでは??


今日は、これから地域清掃。

しみずゆみ☁️
















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シニアグラス👓

2017-10-14 12:08:32 | Diary
先日、生まれて初めてシニアグラスを作った。

主にコンタクトレンズ着用時に使用するためだ。

老眼鏡を作ったのは、ある事がきっかけだ。

先だって友人が招待してくれたジャズトリオのライブでのこと、

終了後に偶然、友人の隣の席に夫の知人女性が座っていたらしく、

こちらに気づいて

「◯井です!」と、

ご丁寧に挨拶をしてくださった。

ところが、夫はキョトンとしている。

夫の知っている彼女は“目の綺麗な美人”である。

私も一度だけ会った事があるが、確かに目が魅力的な美人だと思う。


家に帰ってからも夫は

「ほんとうに◯子ちゃんか?全く別人に見えた」

と言って納得しない。

実は私にも、初対面の時の美しい目元の彼女には見えなかった。

そこで、ハッと気がついた。

別人に見えた理由が、メガネだったのだ。

彼女も近視が強いタイプなのかもしれない。


昔から強度の近視がある私もメガネをかけると眼が極端に小さくなる。

写真を撮ると時には、眼が1つの点のように小さく写る。

人相が変わるため、

ショッピングモールで昔からの知人とすれ違っても、こちらから声をかけない限り気づいてもらえないことが多い。

今まで何回、知らんぷりして通り過ぎたことか…。💦

マスク以上にメガネは変装にはぴったりのアイテムなのだ。


ところが、

メガネは個性を消すと同時に、誰かに似ていると言われる原因にもなる。

私も、よく他人と間違えられる。

「この前、男の人と飲んでたでしょう?」

などと、全く身に覚えのない事を言われたこともある。


都内の長男もメガネだが、

学生時代にインターネットカフェで無銭飲食した犯人と見間違えられた事があった。

あとで聞くと、犯人もメガネをかけていて黒っぽいTシャツにジーンズだったらしい。💦


そんな不愉快な思いをするのも、誰かと似せてしまうメガネのせいなのかもしれない。


とはいえ、
視力の弱い私にとって遠近両用メガネは必需品だ。

ほぼ毎日、運転して仕事に行くときも仕事中も手放せないが、

頻度が高いだけに眼精疲労の原因にもなる。

保証期間内なら2度までレンズが変えられるというサービスも使ってみたが、

それでもぴったり合うレンズがないのが悩みのタネだ。


目の疲れ具合からすると、ソフトコンタクトレンズの方がずっと楽だ。

実物大でモノが見えるという強みもある。

司会の仕事ではコンタクトレンズの方が断然、視界が広がるのだが、問題は台本の文字が見えづらいということ。

人前で司会をする時は、台本の文字フォントを拡大するが、
影ナレなどでは、そんな面倒な手間を省き最初から遠近両用メガネの場合が多い。

ところが、影ナレは舞台袖の専用ブースの小さなライトの下で読むことを要求されるケースが多く、これもかなり疲れる。

そこでコンタクトレンズとシニアグラスの併用を思いついた。

老眼鏡をかけると、はじめのうち視界が揺れるが慣れると文字は大きくて読みやすい。


そして、もう1つメリットがある。

遠近両用メガネ使用時と比べ、

私の場合は、目の大きさが1.5倍に見えるという事だ。

(´⊙ω⊙`)

初めて老眼鏡をかけて鏡をみた瞬間、メガネの中の大きな目に驚いた。


年齢を重ねると瞼が次第に下がり、目は小さくなっていくものらしいが、

老眼鏡をかけると、眼が大きく見えるのはメリットだ。

しかし、安心してはいけない。

そのぶんシワも拡張されるのだ。😰

このメリットとデメリットを知った上で、
せっかく作った老眼鏡をせいぜい活用したいものだ。

…でも、

いずれは遠近両用コンタクトレンズの使い勝手がよくなり、

メガネも要らなくなるのかな…。^_^


今日は朝から霧…。




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