今日は京都のM小学校にCAPに行ってきました。
CAPとはChild Assault Prevension子どもへの暴力防止法
子どもが安心して自信を持って自由に生きるためのワークショップです。
まだ、建設されて間のない学校施設は、広くてきれい、びっくりしたのは廊下が枚方の小学校の倍もある。ロの字に配置された教室の真ん中には大きな光庭。
3階教室から、続きで広い屋上に出られます。ぐるりは低い塀とフェンスで囲われていますが、鎖一本でしきられて、「屋上に出るときは許可を得てからにしてください。」と書いてあるだけです。
ゆとりがあると子どもたちも、ゆったりとしてるのかなぁ?本当にいい子達だった。
ワークが終わった後、トークタイムにやってきた4年生の女の子。
「毎日、クラスの人にいやなことを言われたり、されたりする。」
「そうなんだ。毎日いやなことを言われたり、されたりして、困っているんだね。」
「うん。」
「今日のワークで何か使えそうなことがあった?」
「うん。」
「何かな?」
「自信を持てばいいと思った。」と女の子。
「自分が自信を持てば良いなって思ったの?」
「うん」
「そうだね。それに、今日みんなも勉強したから、クラスの中の人の中にも人がいやがることを言ったりするのは良くないな。って思っている人もいるかもしれないね。何かできそうな気がしてきた?」
「うん。」とにっこり。
「ありがとう。」もう、それだけ。
子どもは本当に素晴らしい。できないかもしれないとか、失敗するかもしれないとかいわない。
友達のことを信じているし、抜群の受容能力で入ってきた情報をすぐに使うだろうと思えます。
…希望…という文字が私の心の中にポッと浮かんだ一日でした。
私の音楽の中にも。「できない」というメッセージではなく、「できる」というメッセージをこめたい。
私は不完全です。きっと死ぬまで不完全。でも私の今できる最上を届けたい。
「信じない。」ではなく「信じる」を届けたい・・・きっとできる。