薬を使わないので、我が家のバラの花は虫との闘いです。ちょっとだけ、花びらをつぼみの時にかじられてしまいました。虫は昔はお箸でつまんで捨てていましたが、今は素手で払っています。大切なものを守るために私も強くなりました・・・
虫さんごめんなさい。でも、咲いてよかった~。
人間って本当に勝手です。
私たちは毎日、車に乗ったり、ペットボトルを使ったり、その便利な生活の資源を使う度に、第3国の人の生活を搾取しています。車一台で3000人分だそうです。
かつて労働の対価であったはずのお金は、投機という巨額の利益を生み出す理念無きお金によって、世界を左右しています。このシステムの中で私たち日本の経済もなりたっています。
愛の反対は、無関心。
無関心は一番の暴力。家族への愛、隣人への愛が不足しています。地震や、サイクロン、バイオ燃料、内紛、人権問題。知ろうと思えば知ることができるということは、どこか麻痺させないと生きていけないということなのかと思います。
麻痺させ、気を紛らわせるために私たちの社会はたくさんの時間とお金を使っています。
音楽を演奏するものは、感性を麻痺させたら、おしまい。このつらさの上に生活しているという自覚を失っては、いけないと自戒します。音楽を麻痺させるために使うのではなく、愛のために使ってもらいたい。
そんなことを、考えています。精進、精進。