音楽の喜び フルートとともに

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幸福

2010-02-05 20:20:45 | 子ども

ヒュウガミズキだと思います。たぶん。寒い時期に小さな花を咲かせて、けなげです。

今日は久しぶりに、時間があったので、たっぷり練習。
プロコフィエフのソナタを丁寧にさらいました。
先生に「曲のその場所にふさわしい音が出ているか?」と言われたことに注目。徹底的に音を聴きました。
さっぱりわからなくなって、ゴールウェイの演奏を聴いてみました。
本当に一音一音練っていてふさわしい音がしています。
腹が据わっている。タンギングの切れがいい。口が柔らかい。音が、飛んでいる。音色が明るい。

とにかく、音を出す時に自分がいかに考えていないかがわかりました。もっと良く聴かなくちゃ。
ちょっと、やることがわかったみたい。がんばろう。

夕方1時間ほど、Mさんのお宅におじゃま。
Mさんが前から作っているカッポウギを、母が欲しいと言うので、お願いしに行きました。
厚手の綿100%で作られた、カッポウギはなかなか市販されてなくて、冬は暖かくていいそうです。
私は、エプロンをしてお料理する習慣が無いのですが、ファミリークッキングなど、地域の行事のお手伝いの時に使うエプロンがもう、何年も使っていてへたってきました。一緒に新しいエプロンを作ってもらおうと思って、お願いしました。動きやすく、アイロン不用。夏でも使えるように袖なしの、ザクッとした織りの綿のエプロン。

お気に入りの生地を何枚か持って行き、どれでつくるか?どんな形にするか、お茶飲みながら相談。
これが楽しいんです
。幸福な時間。

母の分はMさんの生地の山から選びました。
決めたら、その場で型紙を置いて、手伝って一緒に裁断。暖かければ、今週末にも縫ってくれるそうです。楽しみ。

裁断の後は、同世代の息子を持つ親の悩みを、交換して・・・なかなか親の思うようには、いかない。いっても、今のご時世責任も持てないなぁ。なんて話をして帰って来ると、日経夕刊に林原健さんのコラムが載っていて、そこにダライ・ラマ14世さんの言葉がかいてありました。

「自分のしたいことを追求することが、知らないうちに他人の幸福になるように努めよ。」

来日された時に色紙に書いて下さったそうです。

「自分のしたいことをする」というと、わがまま放題、自分勝手と言うイメージがありますが、後の文、「他人の幸福になるように」と思えば、幸福な人生を送れそうな気がしてきます。
私もそういう生き方がしたいと思います。息子達が、どんな選択をしようと、そこをはずさなければ間違いないような気がします。どのみち、自分以外は、もう思うようにはなら無いのですから。