Sさんと朝からアンサンブル。中田さんとの演奏を聴いてもらって、本番に近い状態で練習に付き合ってもらいました。
誰かの真似をすると、自分が無くなる様な気がしたり、個性がなくなってしまうような気がしますが、そんなことはありません。達人と同じに演奏できれば、達人になっているはず。学ぶと言うことは真似ぶといったそうです。ゴールウェイ、工藤重典、達人たちのCDの演奏を真似ようと、聴いていると、彼らが一つの音符に対してどれだけいろいろなことをしているか、わかってきます。天才と言われる人たちが、どのように一つの音に手をかけ、いのちをふきこんでいるか。
今は達人と同じように再現できなくても、素晴らしいもの、美しいものを深く聴き、知る。大切にする。尊重すると言うことが出来れば、自分の演奏にたいする姿勢もかわっているはず。そう信じています。
昼から、児童会。
子ども達は真似が上手。シーソーの遊びも、人が変ると、全く遊び方が違います。私の担当のAくん。5人の子どもといれ変りで遊びましたが、人が変る度に一瞬で、同じシーソーを違う使い方をして、遊びました。
大人だって、みんな、かつてこういう能力を持っていました。きっとできるはず。