音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

研究、研究

2010-02-19 21:27:09 | 音楽
朝は自宅でレッスンの後、梅田で、ピアノ合わせ。夜は枚方で心と体のワーク。
忙しかった。夕飯もこれから。

中田百合子さんとのアンサンブルは、本当に楽しいです。
今回は先生も一緒。なんと、先生のアドバイスでグランドピアノの蓋を全開。ピアノの音色が良くなるのと、蓋に反響してフルートの音が前に飛ぶそう。
確かに、半開の時より、自分の音も良く聞こえます。本番もこれで行くことになりました。こんなの初めて。
全開、半開、閉めてと実験してみました。録音を聴いてみると、音量だけでなく音色も違って聞こえます。
音を追求するなら、研究したり、勉強することはつきないと思いました。

アンサンブルの前に、足部管のフェルトが一つ取れてしまったので、リペアをお願いしました。いつものリペアマンのHさん、1月に出産されて育休です。調整の腕は抜群。赤ちゃんのためにゆっくり休んで欲しいけれど、フルートのために早く帰ってきて欲しい。東京から派遣された女性のKさんが見てくれました。今月初めに見てくれたのは男性のKさん。調整も人によって微妙に違います。そのことが段々わかってきました。

心と体のワークでは、ワニのポーズ。股関節が開くことと、肩甲骨と骨盤が連携して動いていることに気付きます。動く時に、ゆっくりと、より滑らかに動くことに意識を集中させます。

フルートを吹いてみると、ワーク前より音が良くなっているだけでなく、滑らかに音同士が連携して動くようになっていることに気づきます。
腕を上げてと言ったら、普通は腕を上げた状態に到達することしか考えない。音を鳴らしてというと、鳴らすことしか考えない、そうではなくて、腕をあげていくプロセス、音を出すためのプロセスが、どうなっているか?ということが、そのものの質を表すのだということがわかってきました。
まだまだ、時間がかかりそうです。でも、おもしろい。