明日はプロコフィエフの本番。当然ながら一日練習です。
パユの演奏を見つけたので、チェック。また、ゴールウェイと、工藤とは違います。
パユの演奏は一番P Fの差がはっきりしています。特に1楽章が際立っています。2楽章は、ちょっと重たいと、思えるほどのテンポで始まり、どんどん早くなり、熱狂的な感じになります。ロシア民謡、コサックダンスみたいな。
工藤さんの演奏は、それに比べるとさわやかで正確、真面目な感じ。ロシアの草原に一人と言う感じ。1楽章は孤独感を感じます。2楽章は正確で、最後の最後までがまんして熱狂になだれ込むと言う感じ。
ゴールウェイの演奏は、音がとにかく明るい。そして楽しい。1楽章の軍隊風の低音の刻みでさえ、明るく。プロコフィエフの軍隊はイベールのような本物の軍隊ではなく、ピーターとおおかみのような、ちょっと、寓話的、おもちゃの兵隊のようなそんな感じだったなぁと思い出させてくれます。おもちゃ箱をひっくり返したような。唐突感と、子どものような純粋さ。2楽章も、低音のDから始まるフレーズがなんであんなに、軽く明るいのか?そのほかにもいろいろあそんでいて本当に楽しい。
さあ、いよいよ、今度は私の番。今夜は、早く寝て、明日に備えよう。