木瓜(ぼけ)の花は、春に咲くのと、11月頃から咲く寒木瓜があります。バラ科。
日本には平安時代に入ってきたらしいです。このかわいい花に、この名前が、いつも引っかかります。調べてみると、実が爪のような形をしているから、木瓜(もっけ)→(ぼけ)になったといことですが、そうなるとどんな実なのか見たくなります。
ありました。
→http://www.hana300.com/boke002.html
爪の形なのは、実ではなくて、種の方?!と思ったのでした。
ボケという音で、とぼけるとか、呆けるいう意味にとってしまうのは、私の無知のせいで、木瓜、以外にも狭くなった危険な場所をボケ(歩危)とか、ハゲ(破危)などと、昔の人は言っていたらしいです。
平安の人はこの音で、今の私達と全く違うイメージを持っていたのかもしれません。
言葉は、確実に音楽に影響を与えています。
アラン・マリオンがタンギングの練習を示して「tu.tu,tuku,tuku,tukutu,tukutu,tukutuku,duku,duku,rurururu…」と
段々速くしていった時に、フランス語の中にその音が含まれていると、直感しました。言葉は歴史を作り、文化をつくります。
音楽を勉強するには、文化や歴史、言葉への尊敬と興味が不可欠だと思います。
学ぶことは無限にあります。