姫睡蓮の池。モネが睡蓮を愛したのは、わかる気がします。
ピアノのKさんと、午後打合せ。
小学校のお祭りで、演奏する曲など合わせます。
秋の子どもの歌や、宵待草を演奏します。
Kさんの歌の曲は絶品です。
声楽を勉強したKさんは、ピアノも、歌のようにドラマチックです。
ただ小節を刻む和音でも、フレーズ感と、方向性がはっきりしています。呼吸せずに演奏できないという感じ。
呼吸するピアノ。
ただあわせてもらうだけではもったいない。何ゆえにKさんのピアノは呼吸するのか?
いろんな方向で観察中。
フレーズの始まりと終わりに、たっぷりと時間をとります。旋律をゆったりと聴いて次のフレーズの着地点へ、向かいます。
拍は、どれも同じではなく、小節は3拍子なら3拍子の大きな車輪をまわすように、頂点の一拍目から次の一拍目に雪崩を打ってむかうようです。気持ち良い~。
こうやって、いろいろな人と合わせる機会があるのは、本当にありがたいです。
二人で、小学校の地域の人たちと会うのも楽しみです。同じ演奏でも、一人人が変わると、全く違うものができあがります。
聴いてくれるお客さんでも一人入ると違います。
音楽は人と人が、言葉ではなく出会う場所。
まだまだいろんな人と出会いたい。