今朝のレッスンは、チャイコフスキーの感傷的なワルツ
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)
原曲はピアノの曲で「6つの小品」作品51(1882年)
1.サロン風ワルツ
2.少し踊るようなポルカ
3.メヌエット(スケルツォオーソ)
4.ナタ・ワルツ(第2稿)
5.ロマンス・ヘ長調
6.感傷的なワルツ
6番目の曲です。
ヴァイオリンや、チェロで演奏されることもあります。
三拍子は、日本の音楽にはほとんどありません。
ワルツと一口に言っても、ウィンナワルツとロシアのワルツ。それぞれ個性があります。
ウィンナワルツの三拍子は、四分音符で3拍書いてあっても、2拍目は少し前にとり、3拍目はあくまで軽く演奏されますが、ロシアのワルツは、3拍目を抜くようなことはありません。
しっかり、重々しく3拍を演奏します。
それにのる美しい旋律との対比が、迫ってくる哀しみ、感傷を呼ぶのです。
そしてこの曲のもう1つの特徴は、3拍目の付点8分音符と16分音符です。
試しにこれを8分音符2つで吹いて見ましょう。
美しいですが、次の音への圧力は減ります。
付点をつけると、怒涛のように次の音への圧力は引き締められ解き放たれます。
このワルツの特徴と付点を味わうことで、この曲がグッと深まっていきます。
それから、この曲の難関は、ハイCに続くカデンツァ。
この練習の仕方は、また明日。
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)
原曲はピアノの曲で「6つの小品」作品51(1882年)
1.サロン風ワルツ
2.少し踊るようなポルカ
3.メヌエット(スケルツォオーソ)
4.ナタ・ワルツ(第2稿)
5.ロマンス・ヘ長調
6.感傷的なワルツ
6番目の曲です。
ヴァイオリンや、チェロで演奏されることもあります。
三拍子は、日本の音楽にはほとんどありません。
ワルツと一口に言っても、ウィンナワルツとロシアのワルツ。それぞれ個性があります。
ウィンナワルツの三拍子は、四分音符で3拍書いてあっても、2拍目は少し前にとり、3拍目はあくまで軽く演奏されますが、ロシアのワルツは、3拍目を抜くようなことはありません。
しっかり、重々しく3拍を演奏します。
それにのる美しい旋律との対比が、迫ってくる哀しみ、感傷を呼ぶのです。
そしてこの曲のもう1つの特徴は、3拍目の付点8分音符と16分音符です。
試しにこれを8分音符2つで吹いて見ましょう。
美しいですが、次の音への圧力は減ります。
付点をつけると、怒涛のように次の音への圧力は引き締められ解き放たれます。
このワルツの特徴と付点を味わうことで、この曲がグッと深まっていきます。
それから、この曲の難関は、ハイCに続くカデンツァ。
この練習の仕方は、また明日。