ひな祭りのおまんじゅう頂きました。
私以外は男ばかりの我が家に、通ってくれる小学生のお母さんから、プレゼント。
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華が咲いたみたいでうれしいです。
和菓子好きな次男もお茶を入れてくれました。
ほっこり。
フレデリック ショパン(1810-1848年)
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ワルシャワ公国ジェラゾヴァ・ヴォラ生まれ、フランス共和国パリ没
というと、ピアノの詩人。
ピアノのための、歌のための曲がほとんどで、器楽曲は4曲。
ヴァイオリンとピアノが2曲、チェロとピアノ、後一曲がフルートとピアノのためのロッシーニの歌劇「シンデレラ」の主題による変奏曲です。
1824年ショパン14歳の作品です。
父ニコラ ショパン
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はフランス人で、ワルシャワ公国に移住、フランス語を貴族に教えて生活しています。
ワルシャワ中等学校はカジミェシュ宮殿
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の庭にある学校に隣接する家に住んでいます。
父はフルートを吹き、母ユスティナ
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はピアノ。
病弱、繊細のイメージのあるショパンですが、家族(姉、妹)と暮らし、ジヌヴィに音楽を学ぶとあっという間に師匠を超え、ロシア皇帝アレクサンドル一世の前でピアノを演奏したり、ポーランド立憲王国の副王コンスタンチン パヴロヴィチ大公の息子の遊び相手としてベルベデール宮殿に招かれ、ピアノを演奏しています。
明るいユーモアのある少年だったそうです。
ロッシーニのシンデレラは1817年作曲のオペラでチェネレントラと原作では言われています。
あらすじはよく知られているシンデレラに近いですが、ガラスの靴は出てこず、かわりに仮装して主従を入れ替え、シンデレラの姉たちの本性を暴き、王子はシンデレラと結婚します。
最後に歌われる「悲しみと涙のうちに生まれ」は、シンデレラによって歌われる超絶技工の歌で、継父と姉たちを許します。
ショパンはこの歌をテーマにしてフルートの変奏曲を書きました。
父と母が演奏したのかも。