年越しの曲

あけましておめでとうございます。

昨年中は、つたないブログにおつきあいいただいてありがとうございました。

音楽は楽しい！

って伝えたくてやっています。

少しでも音楽に興味をもっていただければうれしいです。

どうぞ2023年もよろしくお願いいたします。

年越しの曲といえば、ベートーヴェンの交響曲第九番

ロマン　ロラン（1866-1944年）

フランス帝国クラムシー生まれ、フランス共和国

の「ジャン　クリストフ」を読んで「すごい！」と、興味を持ちました。

ベートーヴェンと一緒ではないけれど…ロマン　ロランはソルボンヌ大学の音楽史の教授をしていたとか、高校生の私、ジャン　クリストフはベートーヴェンと思いました。

1914年スイス滞在中、フランスが第一次世界大戦に参戦したときに仏独に「戦闘中止」を訴え、帰国不能に。

ロシア革命が起きると共産党に共感しますが、独ソ不可侵条約を結ぶと「ソビエト友好協会」を脱会し交渉を断ちます。

1942年にはムッソリーニのファシスト党の暴行を非難。

「反ファシスズム国際委員会」結成。「国際反戦会議」開催を呼び掛け1932年開催します。

マハトマ　ガンジーを泊め、日本の満州占領を非難します。

この年ドイツからの文学賞、ゲーテ賞を拒否。

1934年「反ファシスズム知識人監視委員会」を設立。

ドイツ軍のチェコスロバキア侵攻にも非難文書を送っています。

生誕70年には、ピカソが幕絵を描き、ミヨーとオネゲルが曲を書いています。

ルートヴィヒ　ヴァン　ベートーヴェン（1770-1827年）神聖ローマ帝国ケルン選帝侯領ボン生まれ、オーストリア帝国ウィーン没

1824年頃のベートーヴェン

1824年、ウィーン　ケルントナートーア劇場初演

「ベートーヴェンの作詞」

ああ 友よ、この音楽ではない

そうではなくて 心地よく 喜びに満ちた歌を始めよう

「シラーの詩」

喜びよ、美しい霊感よ

死後の楽園の娘よ

私たちは 情熱に陶酔し 足を踏み入れる

天の あなたの聖域へ

あなたの魔法が再び結びつける

時の流れが厳しく分裂させたものを

すべての人々は兄弟となる

あなたの柔らかい翼がとどまる場所で

一人の友の中の友となる

偉大な成功をおさめた人よ

美しい妻を伴侶にした人よ

喜びの声を一つに混ぜ合わせよう

そうだ、地球でたった一人の人間も（喜びの声を一つに混ぜ合わせよう）

そして そうできない人は 出ていけ

泣きながら この結びつきから

すべての存在は 自然の乳房から 喜びを飲む

すべての善人とすべての悪人は

あなた（創造主）のバラの足跡についていく

あなたは私たちにキスとブドウの木と

死の試練を与えられた一人の友を渡した

快楽は虫（のような人間）にも与えられ

ケルビムが神の前に立つ

喜びをもとう、太陽が 華やかな空を 飛ぶように

走れ、兄弟よ、あなたたちの道を

喜びを持って、英雄のように 勝利に向かって

抱き合おう、何百万もの人々よ！

このキスを全世界に！

兄弟よ、星空の上には

愛する父（神）が住んでいるにちがいない

あなたたちは ひざまずいたのか、何百万もの人々よ

あなたは 神を感じるか、世界よ

星空の上に神を求めよ！

星々の上に、神は住んでいるにちがいない

今年こそは、世界中で平和が実現しますように