音楽の喜び フルートとともに

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カエルの合唱

2023-06-15 09:00:00 | 民謡
第2火曜日の午前中は子育てサロンでした。

前につくったパネルシアター
「ねずみくんのチョッキ」ポプラ社なかえよしお作 上野紀子画をしました。
今日のこどもたちは、1歳までの子どもが多かったですが、大きなパネルシアターを食い入るように見つめてくれました。

それから、カタツムリの絵本を読んでから、カタツムリの体にペタペタ貼って



できました!
楽しかったかな?

「かえるの合唱」は作詞岡本敏明、作曲ドイツ民謡とされています。
岡本敏明本人は訳詞と言っています。

原曲の作詞はホフマン フォン ファラースレーベン(1798ー1874年


カール ゲオルク シューマッハによる肖像画1819年
フォン スレーベンの町長で商人で宿屋の主人とその妻の下に生まれます。
ゲッティンゲンで神学の勉強を始めましたが、古典古代の方に関心を持っており、ドイツ文学の研究に転向しました。

1821年中世の叙事詩オトフリートの断片を発見し、論文を書き出版しました。

1823年ブレスラウ大学図書館に学芸員主任として招かれました。そこで、ドイツ語と文学の嘱託教授に任命され、1835年には正教授に任命されました。
1840年と41年に詩集を出版すると、1万2000部の初版を売り上げます。
さらに多くの追加注文も来ました。

1841年ドイツの歌を執筆し、これは後にドイツ国歌になっています。
オランダ文献学でもライデン大学の名誉博士号を授与されました。

しかし、愛国的民主的な態度のために、プロイセン政府によって教授職を解任されます。国籍も剥奪され、国外追放になりました。

1849年に名誉を回復し、ラインラントに戻ってくることができました。51歳で姪の18歳のイーダ フォン ベルゲと結婚しました。
1855年子どもが生まれ、フランツ リストが名付け親になっています。

1860年、リストはラティボル公爵ヴィクトル一世の宮廷図書館に彼を紹介し、ホフマンは職につきます。
その年妻が亡くなり、1874年75歳で亡くなりました。

彼は他にも民謡を作詞しています「小人が森に立っている」「ブンブンブン」「かっこう」などです。

「カエルの合唱」は、1930年玉川学園を訪ねたヴェルナー チンマーマンが教えたヨーロッパの歌の中にこの曲がありました。
同席した岡本がその後日本語版を作詞しました。
1947年の国定教科書に採択され、1949年から全国で使われました。

「カエルの合唱」
Ganze Sommernächte lang,
ガンツェ ゾンメル  ネヒテ ランク

(夏の夜の間じゅう)
hören wir den Froschgesang;
ヘーレン ヴィルデン フロシュゲザング

(かえるの歌が聞こえる)
quak quak quak quak,
クヴァック クヴァック クヴァック クヴァック

kä_kä_kä_kä_käkä kä_kä
ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ ケ
quak quak quak.
クヴァック クヴァック クヴァック





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2 コメント

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Unknown (hiro39394649)
2023-06-15 03:08:45
いつも、知らない世界を楽しく教えて頂き、ありがとうございます🐱カエル🐸の歌、ドイツの歌だったのですね😃ドイツでもカエルの鳴き声に、心動く人がいるんだ、と、嬉しい🎵😍🎵気分になりました。ありがとうございました。同時に、ウクライナのカエル達のこと考えると、悲しい😭
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Unknown (m-fluteangel16)
2023-06-16 10:53:24
@hiro39394649 さん、こちらこそリアクションありがとうございます。
ヨーロッパは日本に比べて虫が少ないですが、蛙は生息していておとぎ話にもよくでてきますね。
ほんの小さな生物にも命を感じ愛でる人がいてこそ、平和への道は続くと想います。
平和への願い、強く持ちたいですね。
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